介護マガジン

宗像伸子のおいしく食べよう

第53回「旬の食材 鯛」

前回に引き続き、旬の食材をとりあげて料理と解説を紹介いたします。


鯛は高タンパク、低脂肪の代表的な白身魚です。
一般に鯛と言えば真鯛を指します。市場に出回っている真鯛の約75%は養殖ものです。天然ものと栄養価はあまり変わりませんが、脂質は天然ものは100g当たり5.8gに対し、養殖ものは10.8gとかなり多くなっています。消化吸収が良いので胃腸が弱っている人や高齢者、離乳食、また肥満、糖尿病、心臓病などの生活習慣病の人に向いています。油っぽさが欲しい場合は、写真のようなタルタルソースを添えるなどし、またムニエルにすると味にボリューム感がでます。鯛をそぎ切りにして薄いてんぷら衣で揚げてもおいしいものです。
甘鯛、金目鯛、イボ鯛という名前のつく魚は多いですが、これらは鯛の仲間ではありません。

 

旬の食材 鯛

鯛の若菜蒸し

鯛の若菜蒸し(エネルギー 105kcal、塩分0.9g)

2人分/分量g
2切れ
少々
小さじ1
ほうれん草 60g
卵白 1/3個
だし(a) 大さじ4
みりん(a) 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
片栗粉 小さじ2/3
作り方
(1)
鯛は骨をとり、塩、酒を振っておく。
(2)
ほうれん草は沸騰湯で茹でて水にとり、水気を絞る。細かくきってさらに水気を絞って卵白と混ぜる(※1、2参照)
(3)
バットに(1)をのせて(2)を魚の上にかけ、蒸気の上がった蒸し器で10分蒸す。
(4)
鍋に(a)を入れて煮立て、水溶き片栗粉でとろみをつける。
(5)
(3)を器に盛り、(4)をかける。

(かみにくい人は、ほうれん草は裏ごしにしてあんに加える。蒸した魚は食べやすくほぐす。)
  • 水気を絞ったほうれん草に卵白を加える。
    ※2 水気を絞ったほうれん草に
    卵白を加える。
  • ほうれん草を細かく切る
    ※1 ほうれん草を細かく切る。

鯛のグリル タルタルソースかけ

鯛のグリル タルタルソースかけ(エネルギー 169kcal、塩分 1.1g)

2人分/分量g
120g(小2切れ)
少々
こしょう 少々
マヨネーズ(a) 大さじ1
固ゆで卵(a) 1/5個
玉ねぎ(a) 10g
パセリ(a) 少々
さやえんどう(b) 40g
油(b) 小さじ1/2
塩(b) 少々
人参(c) 60g
バター(c) 小さじ1/4
塩(c) 少々
作り方
(1)
鯛は塩、こしょうを振る。
(2)
卵は固ゆでにし、みじん切りにする(a)
(3)
玉ねぎ、パセリはみじん切りにする。玉ねぎはさらして水気を絞る(a)
(4)
マヨネーズ、(2)(3)を混ぜ合わせる(a)
(5)
さやえんどうは沸騰湯で柔らかく茹で、油で炒め、塩を振る(b)
(6)
人参は輪切りにして小鍋に入れ、ひたひたの水、バター、塩を加えて汁気がなくなるまで柔らかく煮る(c)
(7)
(1)をオーブン、またはオーブントースターで焼いて器に盛り、(4)をかけ、(5)(6)を添える。

(かみにくい人は、魚は蒸し煮にする。ソースの玉ねぎは除き、つけ合わせの野菜はごく柔らかく煮る。)