介護マガジン

宗像伸子のおいしく食べよう

第55回「旬の食材 あさり」

前回に引き続き、旬の食材をとりあげて料理と解説を紹介いたします。

あさり
あさりはたんぱく質は少ないですが、カルシウムや鉄分が豊富です。またビタミンB2、B12が多く含まれています。貧血の人や予防、また骨粗鬆症の人にも効果のある食品です。また、タウリンも多く含み、これは胆汁酸の分泌を促して肝臓の解毒作用を高めたり、血液中のコレステロール値を下げる働きがあり、動脈硬化の予防に効果があります。
ビタミンB群やタウリンなど、水溶性の成分や旨味成分が煮汁に溶け出てしまいますから、汁物や酒蒸しなどは薄味に仕上げ、汁も一緒に摂るようにします。
砂がまじっていると、せっかくの味が台なしです。2カップ(400ml)の水に塩小さじ2杯を入れた塩水(海水の塩分ぐらい)にあさりをつけて、砂抜きします。
気温の高い夏は、砂抜きしている間に水温が上がり、あさりの鮮度が落ちるので冷蔵庫で砂抜きします。冷やしすぎると活動が鈍るので野菜室が最適です。

 

旬の食材 あさり

あさりチャウダー

あさりチャウダー(エネルギー 124kcal、塩分1.3g)

2人分/分量g
あさり(むき身) 60g
玉ねぎ 40g
人参 20g
トマト 40g
小さじ1+1/2
小麦粉 大さじ1強
スープの素 小さじ1/3
2カップ
小さじ1/6弱
こしょう 少々
生クリーム 大さじ1+1/3
作り方
(1)
あさりはざるに入れて振り洗いし、水気をきる。
(2)
玉ねぎは小豆粒大に切り、人参、トマトは1㎝角に切る。グリンピースは茹でる。
(3)
鍋に油を熱し、玉ねぎを炒めて透き通ってきたら小麦粉を振り入れて炒める(※1、2参照)
(4)
粉っぽさがなくなったら水、スープの素を加え、手早く混ぜて粉をちらし、人参を加えて煮る。
(5)
煮立ったら火を弱め、人参が柔らかくなったらトマトを入れ、アクを除き、あさりを加えて煮る。塩、こしょうで調味する。
(6)
(5)にグリンピースを入れて煮、生クリームを加える。

(かみにくい人は、ミキサーにかけてポタージュにする)
  • 最後に生クリームを加える。
    ※2 最後に生クリームを加える。
  • 玉ねぎが透き通ってきたら小麦粉を加えて炒める。
    ※1 玉ねぎが透き通ってきたら
    小麦粉を加えて炒める。

あさりの卵とじ丼

あさりの卵とじ丼(エネルギー 345kcal、塩分 2.0g)

2人分/分量g
ごはん 300g
あさり(むき身) 80g
人参 40g
玉ねぎ 60g
みつ葉 10g
だし 3/4カップ
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ2
作り方
(1)
あさりはざるに入れて振り洗いし、水気をきる。
(2)
人参はせん切りにし、たまねぎは薄切りにする。
(3)
鍋にだし、生姜のみじん切り、(2)を入れて火にかけ、野菜が柔らかくなったら(1)を加えて煮、アクを除いてしょうゆ、みりんを加える。
(4)
(3)に溶き卵を回し入れ、みつ葉をちらししてふたをする。卵が半熟状になったら火を止める(※1参照)
(5)
丼にご飯を盛り、(4)をのせる。

(かみにくい人は、(3)のあさり、野菜を細かく切り、卵でとじる。)
  • 野菜が柔らかくなったら溶き卵を回し入れる。
    ※1 野菜が柔らかくなったら溶き卵を回し入れる。