介護マガジン

宗像伸子のおいしく食べよう

第35回「下痢のときの食事」

下痢は水分が異常に多い便が排泄される状態をいいます。便に含まれる水分は、ただの水ではなく、食べ物から摂った栄養分や大切な体液も含まれています。ですから下痢が長く続くと体力が消耗して、抵抗力が低下します。一時的な下痢は急性下痢と言われ、体の冷えや暴飲暴食による軽い症状によるもの、激しい腹痛を伴う食中毒やウイルス性胃腸炎などの重い症状のものもあります。
牛乳を飲んで下痢をする人もいます。これは、牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が足りないために起こります。冷たい牛乳を飲んで1~2回続けて下痢をすると、飲むのが怖くなってやめる人がいますが、これは乳糖不耐症と言って、腸に乳糖を増やすようにすれば軽減します。温かい牛乳を少しずつ飲むとか、コーヒーや紅茶に入れたり、ヨーグルトやチーズなどを摂っているうちに飲めるようになります。

下痢のときの食事

全がゆ

全がゆ (エネルギー178kcal)

 
   

じゃがいものみそ汁

じゃがいものみそ汁(エネルギー17kcal)

2人分/分量g
じゃがいも 60g
庄内麩 2g
だし 2g
みそ 大さじ1
作り方
(1)
じゃがいもはいちょう切りにする。
(2)
庄内麩は水で戻し、水気を絞る。
(3)
鍋にだし、(1)を入れて火にかけ、煮立ったら火を弱めて柔らかくなるまで煮る。
(4)
みそを溶きいれ、(2)を加える。

(かみにくい人はとろとろに煮る。)

つくね煮

つくね煮( エネルギー119kcal)

2人分/分量g
鶏ささみひき肉 120g
玉ねぎ 40g
パン粉 大さじ2
1/2個
小さじ1/6
人参 40g
さやいんげん 20g
だし 3/4カップ
砂糖 小さじ1+1/3
しょうゆ 大さじ1/2
作り方
(1)
玉ねぎはみじん切りにし、鶏ささみのひき肉、パン粉、卵、塩を加えてよく混ぜ合わせ、1人3つになるよう丸く形作る。
(2)
人参は半月に切り、柔らかく茹でる。
(3)
さやいんげんは沸騰した湯で茹でて斜めに切る。
(4)
鍋にだし、砂糖、しょうゆを入れて煮立ったら(1)を入れ、(2)を加えてアクを除いて5 ~6分煮る。(3)を加えてひと煮する。

(かみにくい人は肉団子にだしを加えて柔らかくする。野菜はごく柔らかく煮る。)

豆腐とそら豆のあんかけ

豆腐とそら豆のあんかけ( エネルギー101kcal)

2人分/分量g
絹ごし豆腐 200g
人参 30g
そら豆 正味40g
だし 3/4カップ
しょうゆ 小さじ1+2/3
みりん 小さじ1+2/3
片栗粉 小さじ2/3
作り方
(1)
絹ごし豆腐は色紙に切る。
(2)
人参は花形にぬいて茹でる。
(3)
そら豆はさやからだして茹でて薄皮を除く。(2)(1)の順に加えて炒める。
(4)
鍋にだし、しょうゆ、みりんを煮立て(1)を入れてあたためる。(2)(3)も加えて煮、水溶き片栗粉でとろみをつける。

(かみにくい人は野菜はごく柔らかく煮る。)

ほうれん草のおひたし

ほうれん草のおひたし( エネルギー12kcal)

2人分/分量g
ほうれん草 100g
しょうゆ 小さじ1
だし 小さじ1
作り方
(1)
ほうれん草は沸騰した湯で柔らかく茹でて水にとり、水気を絞って3cm長さに切る。
(2)
(1)をしょうゆ、だしで調味する

(かみにくい人はみじん切りにするか、裏ごす)