介護マガジン

ほっとライン寄席

Vol.124 ●最近の披露宴

え~。毎度のお付き合いをいただき恐れ入ります。しばらくの間、ご辛抱を願います。

4月、5月、6月は、結婚式が多いですね。特に6月の花嫁は、幸せになれると言うので梅雨時期にもかかわらず、数多くのカップルが式を挙げます。

  • 新郎新婦イメージ

最近は、披露宴を派手にやらなくなりまして、身内だけですとか、お友達だけ集めてパーティーをするのが多いようです。いわゆるジミ婚です。盛大な披露宴をやっている頃は、我々噺家は、ずいぶん司会をやったものです。毎週、土曜日、日曜日、祝日になると友人、そのまた知人の司会をしたものです。
どうかすると、1日に3組の司会をしたこともありました。3組目になりますと疲れが出てきまして失敗もしました。
「只今より、新郎新婦のご入場です」と言うところを
「皆さま、お待たせいたしました。只今より、新郎妊婦のご入場です!」
あとで聞いたら、できちゃった婚だったそうで、間違ってはいなかったようです。
両家の苗字の読み方も間違いました。上野家、下野家と言わなければいけないところを
「うえのけ、したのけ」

女性は、結婚する相手の苗字に気をつけないと大変なことになります。
マキさんという方は、原、伊達、左といった相手と結婚すると、はらまき、だてまき、ひだりまきになってしまいます。銀行や病院には行けません。

先日、久しぶりに披露宴の司会をしました。身内だけのパーティーで、両家あわせて30人位の会でした。お互いに、これから親戚になるわけですから、何となく探りあいがあり、なかなか盛り上がりませんでした。1番盛り上がったのが、両家から子供達が集まりましてクイズ大会をやった時です。両家対抗クイズ大会です。早い話が、両家の知能指数を確かめるようなものですから大変盛り上がりました。ただこのクイズが簡単なのです。子供ですから、仕方ないのですがバカバカしいクイズで、
「クリスマスの時にする釣りは何でしょう?」
答えは「クリスマス・ツリー」ってそのままです。
「家の近くの食べ物屋さんは?」答えは「そば屋」
こんなたわいもないクイズが続くのかと思ったら子供も油断できません。
今度はひっかけ問題です。
「紅茶の中にレモンを入れるとレモンティー。ミルクを入れるとミルクティー。では、パンを入れると何でしょう?」
うっかり「パンティー」などと答えると大恥をかきます。これから互いに親戚になるわけですから。生涯、パンティー君と呼ばれてしまいます。
誰もわからないと思ったその時に、新婦のおじいさんの手が上がりました。一瞬列席者全員がドキッ!としました。皆、祈るような気持ちで、お願いだからパンティーといわないでくれよと思ったその時、おじいさんがひと言「ズロース」…。
大変盛り上がりました。新郎、新婦の思い出に残ったことでしょう。