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筆者プロフィール
入院が決まると、その期間が長いか短いかに関わらず、病院での暮らしに必要な生活用具を整えねばなりません。 それには色々ありますが、何よりも大切なのは靴選びではないでしょうか? 着脱がしやすく便利なためにスリッパを利用するケースが多いし、ついつい気楽に家から持ってくることになりがちです。しかし今多くの病院では、スリッパは禁じられていると思います。それに代わって推薦されているのは、小学校などで使う上履きや運動靴です。 病院の床は段差や傾斜が多くあり、足下がしっかりしないと転倒する危険が多く、また最近では、床はタイルや合成樹脂張りが多く、その上埃が立たぬようにワックス掛けをしています。そのために滑りやすくなっていることも要注意。 とりわけ清掃後の床には、水がこぼれていたり、拭き残しがあったりしますから、油断は大敵。 この危険への対処には、足のサイズにあった靴と靴底の溝がしっかりとある靴を選ぶこと。 底が摩滅してる靴を履いたり、踵を踏みつぶして引っかけるような靴の履き方は危険と隣り合わせです。 ▼病人であることを意識した歩き方 また自覚する以上に、病人となると足や筋力は弱っています。本人は健常者のつもりでも身体は思う通りには動きません。 以下、注意したい歩き方の心得です。 (1) 手を振り上げ、足を上げることを意識してバランスよく歩く。 (2) 足を引きずって歩かない。 (3) 足元に注意を払う。特に清掃後やトイレ洗面所の回りの床には注意する。 (4) 足がふらついたら遠慮無くしゃがみ込む。 (5) 手すりを使うことに躊躇しない。 (6) ふらついた時は、どこに掴まるか決めておく。 (7) 暗がりでは動かず目が慣れるまで待つ。 (8) パジャマのズボンの裾丈は踵の上にし、引っかからないようにする。 歩くことは、血液の循環を良くし、運動不足に伴う筋力の低下を防いでくれます。また動くことは引きこもりがちな気分を引き立て、気分転換にもなりますから医師もベッドや病室に籠もり切りにならないで許された範囲で積極的に歩くことを奨めているようです。 どうやら日々の体重・血圧測定や、採血なども所定の場所まで敢えて向かわせることも、手抜きではなく、運動して貰うことの機会提供のようです。 しかし、そうした機会は同時に転倒など危険を招く場合もあります。 「あやまちは、安き所に成りて、必ず仕る事に候ふ」と有名な木登りの名人の言葉(徒然草百九段)。 何でもない日々の暮らしにこそ危険が潜んでいる喩えです。 「歩くという何でもない行為」に細心の注意を払って、より安全に快適に歩くことを心がけ、早めの治癒を目指したいものです。
入院が決まると、その期間が長いか短いかに関わらず、病院での暮らしに必要な生活用具を整えねばなりません。 それには色々ありますが、何よりも大切なのは靴選びではないでしょうか? 着脱がしやすく便利なためにスリッパを利用するケースが多いし、ついつい気楽に家から持ってくることになりがちです。しかし今多くの病院では、スリッパは禁じられていると思います。それに代わって推薦されているのは、小学校などで使う上履きや運動靴です。 病院の床は段差や傾斜が多くあり、足下がしっかりしないと転倒する危険が多く、また最近では、床はタイルや合成樹脂張りが多く、その上埃が立たぬようにワックス掛けをしています。そのために滑りやすくなっていることも要注意。 とりわけ清掃後の床には、水がこぼれていたり、拭き残しがあったりしますから、油断は大敵。 この危険への対処には、足のサイズにあった靴と靴底の溝がしっかりとある靴を選ぶこと。 底が摩滅してる靴を履いたり、踵を踏みつぶして引っかけるような靴の履き方は危険と隣り合わせです。
また自覚する以上に、病人となると足や筋力は弱っています。本人は健常者のつもりでも身体は思う通りには動きません。 以下、注意したい歩き方の心得です。
(1) 手を振り上げ、足を上げることを意識してバランスよく歩く。 (2) 足を引きずって歩かない。 (3) 足元に注意を払う。特に清掃後やトイレ洗面所の回りの床には注意する。 (4) 足がふらついたら遠慮無くしゃがみ込む。 (5) 手すりを使うことに躊躇しない。 (6) ふらついた時は、どこに掴まるか決めておく。 (7) 暗がりでは動かず目が慣れるまで待つ。 (8) パジャマのズボンの裾丈は踵の上にし、引っかからないようにする。
歩くことは、血液の循環を良くし、運動不足に伴う筋力の低下を防いでくれます。また動くことは引きこもりがちな気分を引き立て、気分転換にもなりますから医師もベッドや病室に籠もり切りにならないで許された範囲で積極的に歩くことを奨めているようです。 どうやら日々の体重・血圧測定や、採血なども所定の場所まで敢えて向かわせることも、手抜きではなく、運動して貰うことの機会提供のようです。 しかし、そうした機会は同時に転倒など危険を招く場合もあります。 「あやまちは、安き所に成りて、必ず仕る事に候ふ」と有名な木登りの名人の言葉(徒然草百九段)。 何でもない日々の暮らしにこそ危険が潜んでいる喩えです。 「歩くという何でもない行為」に細心の注意を払って、より安全に快適に歩くことを心がけ、早めの治癒を目指したいものです。
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