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海外の介護に関する取材レポートのコーナーです。カナダ在住の三宅秀子氏より月1回お届けします。
筆者プロフィール
このレポートを始めてからシニアセンター、お年寄りの現状などを色々調べるようになったおかげで、“自分自身がシニアになったときにどうしたいか”と考えるようになりました。もちろん、健康でいることが大前提ですが、“そのためにはどのようにすればいいのか”、“食べ物は何を食べる?”、“運動は?”、“働けなくなったら収入は?”など、今から考えることは山ほどあります。根が楽天的なせいか、“何とかなるさ!”的な考えがすぐ浮かんでしまうのですが、これからお年寄り人口が増える現状では、そんな楽天的でもいられないかもしれません。 先日、私営の介護施設を見学に行ってきました。そこは、大きな通りに近い便利な場所にあるのですが、施設のある通りはとても静かで街の喧騒が近いとは思えない場所にあります。まるでホテルのような建物で、受付のあるロビーには、車いすに乗ったご婦人がたくさんいらっしゃいました。私が訪問したのは午前中だったので、朝食が終わって皆さん、ロビーにいらっしゃったのかもしれませんね。 お部屋は、ベッドと机、椅子、ソファーなどの家具があり、専用のバスルームがついています。24時間看護体制、毎日レクリエーションのプログラムもあります。建物が結構古いので、内装などからどことなく古い印象を受けました。 いろいろなサービスが用意されていて、月曜日から土曜日まで1日30分だけアルコールを販売するサービスもあるそうです。もちろん、飲んでもよい方のみになりますが。しかし、私が一番驚いたのは、毎月支払う料金で、介護の程度によりますが、4,600カナダドル(40万円ほど)以上です。 ブリティッシュコロンビア州政府は、10月、政府が援助している介護施設に入居しているお年寄りが毎月支払う金額について改定を発表しました。それは最も収入の少ないお年寄りにとっては減額になるそうで、年間540カナダドル引き下げられるそうです。ですが、その恩恵を受けるのは25%のお年寄りのみで、その他75%の方は、増額となる見込みです。 そのプランによると、収入の最大80%までが介護施設への支払いとなりますが、少なくとも275カナダドルがお年寄りの手元に残るようにとなっています。この手元に残る金額は、カナダ全体で、最も高い金額となっているそうです。 また、州政府によると、1人あたり月に6,000カナダドルの経費がかかっているそうですが、上記の私営の介護施設でも4,600カナダドルなのに、この経費の計算はどこから来ているのかとても不思議です。改定後、介護入居金額は、収入により894カナダドルから最大2,932カナダドルまでに決められました。つまり、6,000カナダドルとの差額は政府が支払っているということになりますよね。 最近、バンクーバー周辺でどんどんお年寄り向けの施設が建設されており、その中には5つ星のホテルのような施設もあります。“こんな素敵な施設に入居できればいいなあと”思って眺めているのですが、それには一体どれほどのお金がないといけないのだろうとため息をついてしまいます。 いつまでも健康で、笑って楽しく老後を過ごしたいものです。健康の秘訣に“笑う”というのがありますものね! 最後になりましたが、この1年半の間私の海外レポートを読んでくださりありがとうございました。皆さまが楽しく読んでくださっていたなら本当にうれしく思います。また、いつかお会いできますように。
このレポートを始めてからシニアセンター、お年寄りの現状などを色々調べるようになったおかげで、“自分自身がシニアになったときにどうしたいか”と考えるようになりました。もちろん、健康でいることが大前提ですが、“そのためにはどのようにすればいいのか”、“食べ物は何を食べる?”、“運動は?”、“働けなくなったら収入は?”など、今から考えることは山ほどあります。根が楽天的なせいか、“何とかなるさ!”的な考えがすぐ浮かんでしまうのですが、これからお年寄り人口が増える現状では、そんな楽天的でもいられないかもしれません。
先日、私営の介護施設を見学に行ってきました。そこは、大きな通りに近い便利な場所にあるのですが、施設のある通りはとても静かで街の喧騒が近いとは思えない場所にあります。まるでホテルのような建物で、受付のあるロビーには、車いすに乗ったご婦人がたくさんいらっしゃいました。私が訪問したのは午前中だったので、朝食が終わって皆さん、ロビーにいらっしゃったのかもしれませんね。 お部屋は、ベッドと机、椅子、ソファーなどの家具があり、専用のバスルームがついています。24時間看護体制、毎日レクリエーションのプログラムもあります。建物が結構古いので、内装などからどことなく古い印象を受けました。 いろいろなサービスが用意されていて、月曜日から土曜日まで1日30分だけアルコールを販売するサービスもあるそうです。もちろん、飲んでもよい方のみになりますが。しかし、私が一番驚いたのは、毎月支払う料金で、介護の程度によりますが、4,600カナダドル(40万円ほど)以上です。
ブリティッシュコロンビア州政府は、10月、政府が援助している介護施設に入居しているお年寄りが毎月支払う金額について改定を発表しました。それは最も収入の少ないお年寄りにとっては減額になるそうで、年間540カナダドル引き下げられるそうです。ですが、その恩恵を受けるのは25%のお年寄りのみで、その他75%の方は、増額となる見込みです。 そのプランによると、収入の最大80%までが介護施設への支払いとなりますが、少なくとも275カナダドルがお年寄りの手元に残るようにとなっています。この手元に残る金額は、カナダ全体で、最も高い金額となっているそうです。
また、州政府によると、1人あたり月に6,000カナダドルの経費がかかっているそうですが、上記の私営の介護施設でも4,600カナダドルなのに、この経費の計算はどこから来ているのかとても不思議です。改定後、介護入居金額は、収入により894カナダドルから最大2,932カナダドルまでに決められました。つまり、6,000カナダドルとの差額は政府が支払っているということになりますよね。
最近、バンクーバー周辺でどんどんお年寄り向けの施設が建設されており、その中には5つ星のホテルのような施設もあります。“こんな素敵な施設に入居できればいいなあと”思って眺めているのですが、それには一体どれほどのお金がないといけないのだろうとため息をついてしまいます。
いつまでも健康で、笑って楽しく老後を過ごしたいものです。健康の秘訣に“笑う”というのがありますものね!
最後になりましたが、この1年半の間私の海外レポートを読んでくださりありがとうございました。皆さまが楽しく読んでくださっていたなら本当にうれしく思います。また、いつかお会いできますように。
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