【調査概要】
調査方法:インターネットWebアンケート
調査対象:「介護機器情報ホットライン(現介護情報ほっとライン)」
メールマガジン会員。(現在介護をしている人に限定して実施)
調査期間:2004年7月6日~7月20日
有効回答者数:109名
調査項目: 1.介護対象人数
2.被介護者属性
3.被介護者要介護度
4.被介護者居住状況
5.介護経験年数
6.介護内容
7.介護サービス利用状況
8.介護頻度および時間
9.介護情報収集状況
10.介護用品利用状況
11.介護用品購入(レンタル)重視点
12.介護用品購入(レンタル)チャネル
13.介護用品購入(レンタル)関与者
14.介護関連興味ジャンル
15.介護ストレス状況
16.回答者属性
【調査結果】
1.介護頻度
2.介護時間
3.介護内容
4.利用介護用品
5.介護用品購入(レンタル)の重視点
6.介護ストレス
1.介護頻度
・「ほぼ毎日」が52.3%でトップ。
・「週に1日以上」で8割以上を占める。
・特に被介護者同居の場合「ほぼ毎日」が86.7%と、介護者負担の高さが伺える。
2.介護時間
・「2~3時間/日」が35.8%とトップ。
・「13時間以上/日」も13.8%。
・被介護者の要介護度が高い属性、要介護度高(要介護度4・5)では「ほぼ24時間」
との回答が16%にものぼり、日常生活への大きな影響が推測される。
3.介護内容
・「話し相手」が79.8%でトップ。被介護者年代、要介護度に比例して実施率が高まっており、その重要性が伺える。
・サンプル全体では2位「買い物(67%)」、3位「食事の準備・後始末(64.2%)」と日常的介助内容が挙がっている一方、要介護度の高い世帯では「食事介助」「体位交換・起居」が60%で同率2位となっており、より積極的な介護が施されている現状が見受けられる。
・介護関連資格所有者の介護内容では2位に「散歩(76.7%)」があがっており、一般介護者の45%とその実施状況に大きな乖離が見られた。
・介護サービス事業者への依頼内容としては「入浴介助(43.1%)」「洗髪(29.4%)」「リクリエーション(27.5%)」がトップ3。身体的負荷の高い介護内容での事業者依存状況が見受けられる。
4.利用介護用品
・「手すり(55%)」「車椅子(50.5%)」が半数以上で利用。3位は「介護ベッド(47.7%)」。続いて非耐久素材の「おむつ(45%)」の利用状況が高く、「介護用靴」も34.9%で6位に入っている。
・要介護度低(要支援・要介護度1)では「杖」が「手すり」と並んでトップ(63.2%)。身近な自立支援用品として定着している様子が伺える。
5.介護用品購入(レンタル)の重視点
・「おむつ」など非耐久消費財では「販売価格」が74.3%と1位。耐久消費財での63.3%(4位)と比較して、より強いコスト意識が伺える。
・ただ耐久消費財では「介護保険の適用可否」を挙げた人が54.1%と半数以上にのぼり、同様に経済的負担を軽減したいという介護世帯の現状が見て取れる。
・「使いやすさ」では非耐久消費財で「被介護者の使いやすさ(2位)」が「介護者の使いやすさ(3位)」を上回っているのに対し、耐久消費財では「介護者の使いやすさ(1位)」が上回っており、「介護ベッド」「車椅子」など介護者の介助を必要とするアイテムで「介護者優先」の意識が表れたものと思われる。
6.介護ストレス
・「よく感じる」が39.4%。「たまに感じることがある」を含めると8割の介護者が「ストレスを感じる」と答えている。
・介護者ストレスは被介護者の要介護度に比例して高まっており、要介護度高(要介護度4・5)の世帯では「よく感じる」の値が52%に上っている。
・また被介護者同居の場合、別居の場合に比べて介護者ストレスが約1.4倍(5段階加重平均)となっており、自宅介護者のメンタルケアの必要性を感じる結果となった。