介護情報ほっとラインは、トヨタグループのマーケティング会社 デルフィスが運営しています。
より深いサービスのご提供のために 会員登録(無料)をおすすめしています。
文字サイズ大 文字サイズ中 文字サイズ小
障害者の就職・転職に関する情報を提供するコーナーです。最新の求人情報も検索できます。
筆者プロフィール
第3回は障害者手帳の取得についてお話します。 まず、障害には身体・精神・知的の3つの区分があり、それぞれ身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳として個々に手帳があります。(療育手帳は、東京都では「愛の手帳」、埼玉県では「緑の手帳」という別名称があります。) いずれの手帳も申請の基本は、住民登録している市区町村の「福祉事務所」あるいは「福祉課」などの障害者手帳申請の窓口に行くことから始まります。申請に関する事務手続きを簡単に説明すると、お役所の窓口で申請書を入手し、次に医師の診断書・意見書を病院で書いていただき、記入済みの申請書と写真(3×4cm)を添えて、再びお役所の窓口に提出することで、ひとまず申請は終わりです。申請書類は各都道府県の審査を経て、約1ヵ月~1ヵ月半で手帳が交付されます。 (知的障害の場合は医師の診断書ではなく、心障センター・児童相談所等で判定を受けることになります) 手帳ではなく申請書類が戻ってきてしまったら、書類のどこかに記入ミスがある等で、訂正をして再申請することになります。申請自体は無料なのですが、医師の診断書・意見書は自己負担なので、これらを訂正していただくことになったら・・・もう一度お金を払うのか?医師に相談しても良いかも???です。ただ、無料で診断書の訂正をする医師がいるのか・・・今まで聞いたことはありません(苦笑)。 手帳の有効期間については、身体障害者手帳には有効期間がなく、子供の頃に取得した手帳を大人になってもそのまま使っている人も多いようで、手帳の写真は3才児の赤ちゃんで現在のご本人は60才の大人、ということもよくあります。療育手帳も18才以上の方は有効期間がありません(18才未満だと、3才・6才・12才・18才の年齢になったときに更新)。精神障害者保健福祉手帳は2年更新となっています。いずれの手帳でも、障害の程度が大きく変化したときは、更新手続きをすることが可能です。 話は少し変わりますが、以前、弊社の主催で企業人事の方々を対象に障害者採用・雇用セミナーを実施したときのエピソードをご紹介します。 セミナーの主旨は、障害者の採用・雇用の経験がある企業のお話を聞く、という人事担当者の情報交換だったのですが、ゲストとしてお腹の難病に関するNPO団体より、その病気については日本を代表すると言ってもよいほどの手術や臨床経験を積まれたドクターにお越しいただきました。 その先生は、セミナーの最後に“お腹の病気に苦しみながら働く人々に、どのような配慮をすればよいのか?”というテーマについて話していただくハズでした。が、先生の第一声は「私は、とても悲しい、むなしい!」から始まり、大変ご立腹されている心情を淡々と話されて、スパッと終わってしまいました。 私は司会をしていたのですが、その時はありがたさにも気付かず、ビックリした後のショックから立ち直る間もなく「先生ありがとうございました・・・」と、席に戻る先生を見送り、どうやってセミナーを締めくくってよいものか???と思いつつ、閉会の挨拶をしました。 なぜ先生が「むなしい」と言われたのか・・・それは、セミナーの前半では法律に基づく障害者雇用の達成を各企業がどうやっているか?という内容が中心で、何人採用したとか、雇用率は何%だとか、人間よりも数字やデータ、方法論の話が多かったからです。病気に悩む患者さんに接し、人の命を預かる仕事の先生としては「手帳がなくても障害・病気に悩む人がたくさんいるが、手帳の有無が採用・雇用においてそんなに大事ですか?手帳がなければ採用しないのですか?もし、雇用している社員が事故に遭ったり、病気になったりしたら、その人とご家族のことを心配するでしょう?同じように世間には苦しんでいる人がいるってことを・・・おわかりとは思うが、あまりにも事務的な話にガッカリし、悲しくなり、むなしくなった」と、セミナーの主旨よりもご自身のお気持ちを話さずにはいられなかったのです。 参加された各企業人事の方々には、アンケートを書いていただいてセミナーを終了しましたが、最後のお話は予定外の内容だし、アンケートには厳しいコメントが多くなるだろう、場合によっては全ての参加企業に訪問して、主催者としての段取りの悪さ等をお詫びする覚悟でいました。ところが、もう1回ビックリしたことに、アンケートの多くは先生のお言葉は「目からウロコ」だったという評価でした。 人材紹介エージェントとして、求職者の経験・スキル・資格などの表面だけでなく、その人の性格やお気持ち等の内面はもちろん、ご自身や家族の健康状態、病気や介護のことまで配慮するつもりで日々仕事をしているハズが、先生のお言葉に狼狽してしまうようでは、まったく意識が足りませんでした。しかも参加企業のアンケートを見て、やっと先生のありがたさがわかるようでは・・・お恥ずかしい話ですが、このセミナーで一番勉強したのは自分だったと思っています(苦笑)。 次回4回目は「応募書類の書き方」についてお話します。履歴書に貼付する写真は、カラーと白黒、どっちが良いと思いますか? 情報提供:
第3回は障害者手帳の取得についてお話します。 まず、障害には身体・精神・知的の3つの区分があり、それぞれ身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳として個々に手帳があります。(療育手帳は、東京都では「愛の手帳」、埼玉県では「緑の手帳」という別名称があります。)
いずれの手帳も申請の基本は、住民登録している市区町村の「福祉事務所」あるいは「福祉課」などの障害者手帳申請の窓口に行くことから始まります。申請に関する事務手続きを簡単に説明すると、お役所の窓口で申請書を入手し、次に医師の診断書・意見書を病院で書いていただき、記入済みの申請書と写真(3×4cm)を添えて、再びお役所の窓口に提出することで、ひとまず申請は終わりです。申請書類は各都道府県の審査を経て、約1ヵ月~1ヵ月半で手帳が交付されます。 (知的障害の場合は医師の診断書ではなく、心障センター・児童相談所等で判定を受けることになります)
手帳ではなく申請書類が戻ってきてしまったら、書類のどこかに記入ミスがある等で、訂正をして再申請することになります。申請自体は無料なのですが、医師の診断書・意見書は自己負担なので、これらを訂正していただくことになったら・・・もう一度お金を払うのか?医師に相談しても良いかも???です。ただ、無料で診断書の訂正をする医師がいるのか・・・今まで聞いたことはありません(苦笑)。
手帳の有効期間については、身体障害者手帳には有効期間がなく、子供の頃に取得した手帳を大人になってもそのまま使っている人も多いようで、手帳の写真は3才児の赤ちゃんで現在のご本人は60才の大人、ということもよくあります。療育手帳も18才以上の方は有効期間がありません(18才未満だと、3才・6才・12才・18才の年齢になったときに更新)。精神障害者保健福祉手帳は2年更新となっています。いずれの手帳でも、障害の程度が大きく変化したときは、更新手続きをすることが可能です。
話は少し変わりますが、以前、弊社の主催で企業人事の方々を対象に障害者採用・雇用セミナーを実施したときのエピソードをご紹介します。 セミナーの主旨は、障害者の採用・雇用の経験がある企業のお話を聞く、という人事担当者の情報交換だったのですが、ゲストとしてお腹の難病に関するNPO団体より、その病気については日本を代表すると言ってもよいほどの手術や臨床経験を積まれたドクターにお越しいただきました。
その先生は、セミナーの最後に“お腹の病気に苦しみながら働く人々に、どのような配慮をすればよいのか?”というテーマについて話していただくハズでした。が、先生の第一声は「私は、とても悲しい、むなしい!」から始まり、大変ご立腹されている心情を淡々と話されて、スパッと終わってしまいました。
私は司会をしていたのですが、その時はありがたさにも気付かず、ビックリした後のショックから立ち直る間もなく「先生ありがとうございました・・・」と、席に戻る先生を見送り、どうやってセミナーを締めくくってよいものか???と思いつつ、閉会の挨拶をしました。
なぜ先生が「むなしい」と言われたのか・・・それは、セミナーの前半では法律に基づく障害者雇用の達成を各企業がどうやっているか?という内容が中心で、何人採用したとか、雇用率は何%だとか、人間よりも数字やデータ、方法論の話が多かったからです。病気に悩む患者さんに接し、人の命を預かる仕事の先生としては「手帳がなくても障害・病気に悩む人がたくさんいるが、手帳の有無が採用・雇用においてそんなに大事ですか?手帳がなければ採用しないのですか?もし、雇用している社員が事故に遭ったり、病気になったりしたら、その人とご家族のことを心配するでしょう?同じように世間には苦しんでいる人がいるってことを・・・おわかりとは思うが、あまりにも事務的な話にガッカリし、悲しくなり、むなしくなった」と、セミナーの主旨よりもご自身のお気持ちを話さずにはいられなかったのです。
参加された各企業人事の方々には、アンケートを書いていただいてセミナーを終了しましたが、最後のお話は予定外の内容だし、アンケートには厳しいコメントが多くなるだろう、場合によっては全ての参加企業に訪問して、主催者としての段取りの悪さ等をお詫びする覚悟でいました。ところが、もう1回ビックリしたことに、アンケートの多くは先生のお言葉は「目からウロコ」だったという評価でした。
人材紹介エージェントとして、求職者の経験・スキル・資格などの表面だけでなく、その人の性格やお気持ち等の内面はもちろん、ご自身や家族の健康状態、病気や介護のことまで配慮するつもりで日々仕事をしているハズが、先生のお言葉に狼狽してしまうようでは、まったく意識が足りませんでした。しかも参加企業のアンケートを見て、やっと先生のありがたさがわかるようでは・・・お恥ずかしい話ですが、このセミナーで一番勉強したのは自分だったと思っています(苦笑)。
次回4回目は「応募書類の書き方」についてお話します。履歴書に貼付する写真は、カラーと白黒、どっちが良いと思いますか?
情報提供:
コーナー内検索
選択してください 2010年07月 2010年06月 2010年04月 2010年03月 2010年02月 2010年01月 2009年12月 2009年11月 2009年10月 2009年09月 2009年08月 2009年07月 2009年06月 2009年05月 2009年04月 2009年03月 2009年02月 2009年01月 2008年12月 2008年11月 2008年10月 2008年09月 2008年08月 2008年07月 2008年06月 2008年05月 2008年04月
Copyright 2010 Delphys Inc , All rights reserves. 介護情報ほっとライン