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障害者の就職・転職に関する情報を提供するコーナーです。最新の求人情報も検索できます。
筆者プロフィール
毎月1回ずつ障害がある方の就職に関する情報を掲載させていただき、この第12回でちょうど1年となります。まずは、お読みいただいている皆さまや、介護情報ほっとラインの皆さま、挿絵や校正など支援をしてくださった方々に、お礼申し上げます。ありがとうございます。 障害者でありながら働く方、仕事を探す方、さまざまな方々に少しでもお役に立てばと思い、私どもの経験や知識の一部をご紹介しておりますが、私たちには至らないところ、未熟なところがまだまだあり、日々の業務から学ぶことが多々ございます。これからも、業務を通じてお会いする方々から学んだことを、皆さまと情報共有できるよう努力いたします。引き続き、よろしくお願い申し上げます。 来月(第13回)からは、そんな私どもの日々の業務の中から、企業人事とのやり取り、候補者との相談、内定をいただくことができて大喜びしたこと、最終面接で不合格になりガッカリしたこと、新しい職場に馴染めず辞めたくなった方のこと、紹介先で活躍している方のこと・・・など、日常業務のワンシーンを具体的な事例としてご紹介していく予定です。 そこで、今回はいったん“締め”とさせていただき、今までの総評をしたいと思います。 ■「障害に注目する会社」と「仕事に注目する会社」 さて、この1年を振り返って思うことは、障害がある方の採用を推進されている企業は、大きく二つに分類されるということです。予め申し上げておきますが、どっちが良い・悪いではありません。一つは「障害に注目する会社」で、もう一つは「仕事に注目する会社」です。 まず前者の「その人の障害に注目をする会社」は、障害がある方の雇用に慣れておらず、場合によっては障害者の採用は初めてということも少なくありません。採用する側もドキドキしながら、けれども、障害について知らないことが多いため、いろいろな質問を投げかけてきます。また逆に、障害者雇用に慣れている会社は、自社の受け入れ体制や業務の切り分けが明確になっているため、受け入れ可能な障害なのか?不可能な障害なのか?といった点に着目し、確認をします。 もう一つの、「その人の仕事・経験・スキルに注目をする会社」は、障害の有無に関係なく採用する人材に求める業務レベルが明確になっていて、その仕事ができるか?経験があるか?今はできなくとも将来できる見込みがあるか?を重点的に確認する会社です。このタイプの会社は、障害者雇用の法定雇用率を達成していることが多く、障害がある社員が長期的に働いている実績のある会社でもあります。ただし、景気が悪化して雇用調整=リストラを行っている会社では、法定雇用率が未達成でも、障害に配慮して採用をする余裕が無く、即戦力性の高い人材しか採用しないというケースも増えています。 ■どんな状況下でも就職・転職に成功する人とは? 2008年度の上期(4月~9月)は、金融・製造・サービスなど多くの業界で、たくさんの求人があり、新卒も中途も障害者採用も、いずれも人材の確保に大変な思いを求人企業がしていました。しかし、下期(10月~3月)に入ってからというもの、急激に景気が減速して、多くの企業が採用を抑制し、雇用している社員や内定者にも人事部の方々が頭を下げて、仕事(給与)を減らしたり、雇い止めや内定取り消しのお願いをする、といったような事態が発生しています。 景気が良くても悪くても、企業人事の方々はご苦労が絶えないものです。今年度は夏から秋の短期間に、好調から不調へと極端に環境が変化したため、本来は年単位で(場合によっては、数年単位で)採用計画を作り、その計画に沿って月々の採用を行うところが、この冬から春にかけては現在の計画を中止し、来年度の計画も未だ作ることができない…。ゆえに、取りあえず採用は全て中止にせざるを得ないという会社が少なくありません。 こんな状況でも、就職・転職に成功する人がいます。それは、必ずしも仕事のできる人、スキルのある人、経験豊富な人だけではありません。また、表向きは採用活動を停止・中止している企業でも「欲しい人材・理想の人材」というのは必ずあるものです。そして、その人材像は、高度なスキル・経験が必須条件というわけではないのです。それって「ピンポイントのマッチング」であってレアケースなのでは?と思われるかもしれませんが、どんなに優秀な人でも、仮に内定を10社からもらっても、就職先は普通1社ですよね?最後は「ピンポイント」になっているハズなのです。 ■「自分に最適な仕事」に出会うため、積極的に前向きに! 個人求職者の立場でいえば、表向きの求人が減っても「自分に最適の仕事・職場は必ずある」…。そう信じて最適の仕事を探し続ける人こそが「就職・転職に成功する人」なのだと思います。例えば、就職を希望する会社のホームページの採用情報では「現在、応募受付は中止しております」と表示があったとします。そこで、応募をあきらめる人と、そう書いてあっても、ダメもとで履歴書を人事部宛に送る人の違いとも言えます。もっと言えば、現在募集をしている会社の中から応募先を選ぶ人と、募集の有無は関係なく応募先を選ぶ人の違いとも言えるでしょう。 こんな時だからこそ、ぜひ前向きに積極的に動けると良いですよね!成功するまで、いや内定を一つとるだけでも大変な苦労が予想されますが、10社、20社に履歴書を送っても全部不合格になるのが、こんな状況での普通の人です。ご自身の年の数ほど応募して、やっと1社面接に呼ばれるのが普通と思ってください。でも、不合格が続くと元気が無くなるものですよね。そんな時は誰かとお話をしてください。相手は誰でも、話題も何でも構いません。 元気を出して、前に進みましょう!! 情報提供:
毎月1回ずつ障害がある方の就職に関する情報を掲載させていただき、この第12回でちょうど1年となります。まずは、お読みいただいている皆さまや、介護情報ほっとラインの皆さま、挿絵や校正など支援をしてくださった方々に、お礼申し上げます。ありがとうございます。
障害者でありながら働く方、仕事を探す方、さまざまな方々に少しでもお役に立てばと思い、私どもの経験や知識の一部をご紹介しておりますが、私たちには至らないところ、未熟なところがまだまだあり、日々の業務から学ぶことが多々ございます。これからも、業務を通じてお会いする方々から学んだことを、皆さまと情報共有できるよう努力いたします。引き続き、よろしくお願い申し上げます。
来月(第13回)からは、そんな私どもの日々の業務の中から、企業人事とのやり取り、候補者との相談、内定をいただくことができて大喜びしたこと、最終面接で不合格になりガッカリしたこと、新しい職場に馴染めず辞めたくなった方のこと、紹介先で活躍している方のこと・・・など、日常業務のワンシーンを具体的な事例としてご紹介していく予定です。 そこで、今回はいったん“締め”とさせていただき、今までの総評をしたいと思います。
さて、この1年を振り返って思うことは、障害がある方の採用を推進されている企業は、大きく二つに分類されるということです。予め申し上げておきますが、どっちが良い・悪いではありません。一つは「障害に注目する会社」で、もう一つは「仕事に注目する会社」です。
まず前者の「その人の障害に注目をする会社」は、障害がある方の雇用に慣れておらず、場合によっては障害者の採用は初めてということも少なくありません。採用する側もドキドキしながら、けれども、障害について知らないことが多いため、いろいろな質問を投げかけてきます。また逆に、障害者雇用に慣れている会社は、自社の受け入れ体制や業務の切り分けが明確になっているため、受け入れ可能な障害なのか?不可能な障害なのか?といった点に着目し、確認をします。
もう一つの、「その人の仕事・経験・スキルに注目をする会社」は、障害の有無に関係なく採用する人材に求める業務レベルが明確になっていて、その仕事ができるか?経験があるか?今はできなくとも将来できる見込みがあるか?を重点的に確認する会社です。このタイプの会社は、障害者雇用の法定雇用率を達成していることが多く、障害がある社員が長期的に働いている実績のある会社でもあります。ただし、景気が悪化して雇用調整=リストラを行っている会社では、法定雇用率が未達成でも、障害に配慮して採用をする余裕が無く、即戦力性の高い人材しか採用しないというケースも増えています。
2008年度の上期(4月~9月)は、金融・製造・サービスなど多くの業界で、たくさんの求人があり、新卒も中途も障害者採用も、いずれも人材の確保に大変な思いを求人企業がしていました。しかし、下期(10月~3月)に入ってからというもの、急激に景気が減速して、多くの企業が採用を抑制し、雇用している社員や内定者にも人事部の方々が頭を下げて、仕事(給与)を減らしたり、雇い止めや内定取り消しのお願いをする、といったような事態が発生しています。
景気が良くても悪くても、企業人事の方々はご苦労が絶えないものです。今年度は夏から秋の短期間に、好調から不調へと極端に環境が変化したため、本来は年単位で(場合によっては、数年単位で)採用計画を作り、その計画に沿って月々の採用を行うところが、この冬から春にかけては現在の計画を中止し、来年度の計画も未だ作ることができない…。ゆえに、取りあえず採用は全て中止にせざるを得ないという会社が少なくありません。
こんな状況でも、就職・転職に成功する人がいます。それは、必ずしも仕事のできる人、スキルのある人、経験豊富な人だけではありません。また、表向きは採用活動を停止・中止している企業でも「欲しい人材・理想の人材」というのは必ずあるものです。そして、その人材像は、高度なスキル・経験が必須条件というわけではないのです。それって「ピンポイントのマッチング」であってレアケースなのでは?と思われるかもしれませんが、どんなに優秀な人でも、仮に内定を10社からもらっても、就職先は普通1社ですよね?最後は「ピンポイント」になっているハズなのです。
個人求職者の立場でいえば、表向きの求人が減っても「自分に最適の仕事・職場は必ずある」…。そう信じて最適の仕事を探し続ける人こそが「就職・転職に成功する人」なのだと思います。例えば、就職を希望する会社のホームページの採用情報では「現在、応募受付は中止しております」と表示があったとします。そこで、応募をあきらめる人と、そう書いてあっても、ダメもとで履歴書を人事部宛に送る人の違いとも言えます。もっと言えば、現在募集をしている会社の中から応募先を選ぶ人と、募集の有無は関係なく応募先を選ぶ人の違いとも言えるでしょう。
こんな時だからこそ、ぜひ前向きに積極的に動けると良いですよね!成功するまで、いや内定を一つとるだけでも大変な苦労が予想されますが、10社、20社に履歴書を送っても全部不合格になるのが、こんな状況での普通の人です。ご自身の年の数ほど応募して、やっと1社面接に呼ばれるのが普通と思ってください。でも、不合格が続くと元気が無くなるものですよね。そんな時は誰かとお話をしてください。相手は誰でも、話題も何でも構いません。
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