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2008年9月24日~26日の3日間、国内最大規模の福祉展示イベント「国際福祉機器展 H.C.R.2008」が今年も東京ビッグサイトで開催されました。3日間で約12万人の方が来場し、今年も展示会場は大変な賑わいとなりました。 展示会は東1ホール~東6ホールの6つのホールで開催され、国内外の530社・団体が出展、約22,000点を超える福祉機器・介護用品が出品されました。 トヨタグループ関連企業11社は今年も共同で“ATOLIS(アトリス)”として出展、トヨタ自動車ブースと並んで様々な福祉機器を出品しました。 トヨタ自動車 お客様の要望に応えるプレゼンテーション トヨタ自動車ブースでは、リフトアップシート車、フレンドマチック車、車いす仕様車の3カテゴリーのウェルキャブ車9台を展示しました。 デモンストレーションは一日8回行われ、スライドを使ってコンパニオンがウェルキャブ仕様のアルファード、ポルテ、ハイエースの特長や使いやすさを、手話を交えてプレゼンテーションしました。 「聞かせて下さい!お客様の声」として、お客様からの様々な要望に応える形でウェルキャブ車の紹介をしました。「車いすのまま乗車させたいけど、スロープを上がるのはなかなか大変。もっと楽に乗車できる工夫はないかなぁ」との声には、アルファード車いす仕様車の電動ウインチを、実際にコンパニオンが軽々と簡単に、車いすを乗り込ませる実演を交えて紹介しました。 また、「自分でも運転したいし、外出先では自分の車いすが使いたい。そんな事が楽にできる車はないかなぁ」という声には、ポルテフレンドマチック車を紹介しました。スライドドアを全開にして、車いすを車内へつり上げて収納するクレーンを車外に出し、車いすから運転席に乗り移り、折りたたんだ車いすが人と一緒に車内へ入っていく様子に、ご来場のみなさんも感心されたようで、あちらこちらから驚きの声が上がっていました。 デモンストレーションのあとは、ブースにご来場のみなさんにウェルキャブ車をゆっくりと見て触れていただきました。実際に乗り込んで良さを体験されている方の姿がたくさん見られました。 ダイハツ お出かけのワクワク感をお伝え ダイハツブースでは、タントウェルカムシート、タントスローパー、アトレースローパー、ムーブフロントシートリフトの4台を出品しました。 デモンストレーションでは、母と娘が買い物にお出かけの設定でタントウェルカムシートをご紹介。ミラクルオープンドアの広々とした開放感、助手席が後ろに下がって回転しながら車外に降りてくるので乗り降りが楽な上、足元も頭上もゆったりしていること、そして車いすのお母さんが、タントウェルカムシートで買い物に出かける時のワクワク感をお伝えしていました。 こちらも実際に乗り心地やスムーズなシートの動きを体験している方、取り囲んで見ている方が大勢いらっしゃいました。「これが軽自動車なんてねー」「中が広くてびっくりだねー」と言う声が聞かれ、今までのイメージが覆った方もいらっしゃったようでした。 トヨタグループATOLIS 充実した毎日をサポートするアイテムがいっぱい 「ATOLIS」とは、『ALL Toyota Life System』の略称。トヨタ自動車および関連各社が、「住まいと暮らしと社会の豊かな関係の実現」を目指して、1999年4月に立ち上げたプロジェクトです。 ブースの展示テーマは『ATOLISでいきいき!わくわく!人生』。いくつになっても、どんなときでも、したいことをして、行きたいところへ行く。それが“トヨタグループATOLIS”が考える「いきいき!わくわく!人生」です。 ブース内は「安全・安心」「快適空間」「健康支援」そして「楽々移動」の4つのテーマで、各企業の技術やアイテムを出品、より充実した毎日を過ごす提案をしていました。 まずは、ブルーのラクティスが目を引きました。トヨタ自動車/トヨタホームが出品した「インナーガレージ」の紹介でした。ガレージと玄関が一体となったインナーガレージは、車いすでも楽に車の乗り降りができます。また、ガレージ内でまっすぐ駐車できる『パーキングマーカー』を利用することで、車いすの方でも楽に車が使えるように工夫されています。こげ茶の壁面のシックなガレージにはストレージ(棚)やコンセントも取り付けられていて、シニアカー「エブリデー」を充電したり、ストレージの下に車いすを収納できたりと、心配りが行き届いた工夫がたくさんありました。 ブースの入り口には丸いドーム型のガラスの中にひまわりが生えているものが。アイシン精機が出展した「色素増感型太陽電池」の模型でした。ボタンを押すと、上部から太陽に見立てられた光が差し込み、ひまわりの形をした太陽電池が光を感知して電気エネルギーに換え、ミニカーがぐるぐると回り出しました。太陽電池はCo2の排出量を100%削減できるクリーンなエネルギーで、今後の普及が期待されています。 バランストレーニング用マットの豊田合成『バランスマット』は、一枚でも複数枚つなげてもいろいろなトレーニングができる、ウレタンのマットです。一枚ならば片足立ちや足踏み、膝立ちなどでバランス訓練が行えます。接続ファスナーで硬さの違うマットをつなげれば、歩行や四つ這いなど、バリエーションが広がります。バランスを鍛えることで、転倒予防、全身の健康増進の効果が期待できます。ブース内には体験コーナーが設けられ、靴を脱いでマットの感触を試す方の姿が見られました。 ここではとても全部を紹介することはできませんが、その他にも住宅設備機器や介護用品などたくさんの出品がありました。 「介護情報ほっとライン」も出展しました! ATOLISブース内に設けられた「介護情報ほっとライン」コーナーにも、たくさんの方にお立ち寄りいただきました。 約6,000点の介護用品から欲しい商品を探せる商品検索機能や、介護や福祉のニュース、コラム、レポート等の最新情報、2008年4月にリニューアルしてさらに充実した内容などについて紹介しました。ご来場のみなさまにご案内ができただけでなく、感想やご意見、ご要望を“生”でうかがうことができ、我々にとっても貴重な場となりました。 また、今回はほっとラインの内容を端末でご紹介する際、来場の方に座っていただく椅子に、豊田合成(株)の“お尻と大腿部をやさしく包み込んで支える椅子用クッション”を置き、ゆったりと座っていただきました。 私がコーナーにいた間にも、相談スタッフに「説明していただけますか?」と声を掛けられていた方が何人もいらっしゃって、介護・福祉情報へのニーズの高さを感じました。介護に関わるたくさんの方々に、便利で役立つ、有益な情報をこれからもお届けできるよう、努めてまいります。 コメント 今年も最新の福祉車両、介護機器が出品されました。いくつもの展示イベントを見ていると、福祉車両が少しずつ、でもいつの間にか、かなり進化しているのがわかります。また来場者の方から「前よりもここが良くなったね」とか「あのメーカーよりもこっちのほうがこの部分は良いね」といった声が聞かれました。すでに知識をお持ちの方が徐々に増えてきているのかもしれません。特別な存在だった福祉車両が、みなさんの意識の中に定着し、さらに進化を感じ取っていただいている段階に来つつあるのかな、という実感を持ちました。 取材協力/空間通信 池上 志保 概要 主催 全国社会福祉協議会 保健福祉広報協会 後援 厚生労働省 経済産業省 総務省 国土交通省 東京都 海外参加国大使館 協賛 NHK厚生文化事業団、読売光と愛の事業団、毎日新聞東京社会事業団、産経新聞厚生文化事業団、日本経済新聞社、東京新聞、東京新聞社会事業団、朝日新聞厚生文化事業団、福祉新聞社、日本赤十字社、福祉医療機構、鉄道弘済会、東京都社会福祉協議会、全国心身障害児福祉財団、長寿社会開発センター、シルバーサービス振興会、テクノエイド協会、日本理学療法士協会、日本作業療法士協会、日本アビリティーズ協会、日本障害者リハビリテーション協会、日本リハビリテーション医学会、新エネルギー・産業技術総合開発機構、みずほ教育福祉財団、キリン福祉財団、清水基金、みずほ福祉助成財団、松翁会、丸紅基金、三菱財団、損保ジャパン記念財団、中小企業基盤整備機構 期日 2008年9月24日(水)~26日(金) 会場 東京国際展示場「東京ビッグサイト」東展示ホール URL http://www.hcr.or.jp/exhibition/index.html
2008年9月24日~26日の3日間、国内最大規模の福祉展示イベント「国際福祉機器展 H.C.R.2008」が今年も東京ビッグサイトで開催されました。3日間で約12万人の方が来場し、今年も展示会場は大変な賑わいとなりました。 展示会は東1ホール~東6ホールの6つのホールで開催され、国内外の530社・団体が出展、約22,000点を超える福祉機器・介護用品が出品されました。 トヨタグループ関連企業11社は今年も共同で“ATOLIS(アトリス)”として出展、トヨタ自動車ブースと並んで様々な福祉機器を出品しました。
トヨタ自動車ブースでは、リフトアップシート車、フレンドマチック車、車いす仕様車の3カテゴリーのウェルキャブ車9台を展示しました。 デモンストレーションは一日8回行われ、スライドを使ってコンパニオンがウェルキャブ仕様のアルファード、ポルテ、ハイエースの特長や使いやすさを、手話を交えてプレゼンテーションしました。 「聞かせて下さい!お客様の声」として、お客様からの様々な要望に応える形でウェルキャブ車の紹介をしました。「車いすのまま乗車させたいけど、スロープを上がるのはなかなか大変。もっと楽に乗車できる工夫はないかなぁ」との声には、アルファード車いす仕様車の電動ウインチを、実際にコンパニオンが軽々と簡単に、車いすを乗り込ませる実演を交えて紹介しました。 また、「自分でも運転したいし、外出先では自分の車いすが使いたい。そんな事が楽にできる車はないかなぁ」という声には、ポルテフレンドマチック車を紹介しました。スライドドアを全開にして、車いすを車内へつり上げて収納するクレーンを車外に出し、車いすから運転席に乗り移り、折りたたんだ車いすが人と一緒に車内へ入っていく様子に、ご来場のみなさんも感心されたようで、あちらこちらから驚きの声が上がっていました。 デモンストレーションのあとは、ブースにご来場のみなさんにウェルキャブ車をゆっくりと見て触れていただきました。実際に乗り込んで良さを体験されている方の姿がたくさん見られました。
ダイハツブースでは、タントウェルカムシート、タントスローパー、アトレースローパー、ムーブフロントシートリフトの4台を出品しました。 デモンストレーションでは、母と娘が買い物にお出かけの設定でタントウェルカムシートをご紹介。ミラクルオープンドアの広々とした開放感、助手席が後ろに下がって回転しながら車外に降りてくるので乗り降りが楽な上、足元も頭上もゆったりしていること、そして車いすのお母さんが、タントウェルカムシートで買い物に出かける時のワクワク感をお伝えしていました。 こちらも実際に乗り心地やスムーズなシートの動きを体験している方、取り囲んで見ている方が大勢いらっしゃいました。「これが軽自動車なんてねー」「中が広くてびっくりだねー」と言う声が聞かれ、今までのイメージが覆った方もいらっしゃったようでした。
「ATOLIS」とは、『ALL Toyota Life System』の略称。トヨタ自動車および関連各社が、「住まいと暮らしと社会の豊かな関係の実現」を目指して、1999年4月に立ち上げたプロジェクトです。 ブースの展示テーマは『ATOLISでいきいき!わくわく!人生』。いくつになっても、どんなときでも、したいことをして、行きたいところへ行く。それが“トヨタグループATOLIS”が考える「いきいき!わくわく!人生」です。 ブース内は「安全・安心」「快適空間」「健康支援」そして「楽々移動」の4つのテーマで、各企業の技術やアイテムを出品、より充実した毎日を過ごす提案をしていました。
まずは、ブルーのラクティスが目を引きました。トヨタ自動車/トヨタホームが出品した「インナーガレージ」の紹介でした。ガレージと玄関が一体となったインナーガレージは、車いすでも楽に車の乗り降りができます。また、ガレージ内でまっすぐ駐車できる『パーキングマーカー』を利用することで、車いすの方でも楽に車が使えるように工夫されています。こげ茶の壁面のシックなガレージにはストレージ(棚)やコンセントも取り付けられていて、シニアカー「エブリデー」を充電したり、ストレージの下に車いすを収納できたりと、心配りが行き届いた工夫がたくさんありました。 ブースの入り口には丸いドーム型のガラスの中にひまわりが生えているものが。アイシン精機が出展した「色素増感型太陽電池」の模型でした。ボタンを押すと、上部から太陽に見立てられた光が差し込み、ひまわりの形をした太陽電池が光を感知して電気エネルギーに換え、ミニカーがぐるぐると回り出しました。太陽電池はCo2の排出量を100%削減できるクリーンなエネルギーで、今後の普及が期待されています。 バランストレーニング用マットの豊田合成『バランスマット』は、一枚でも複数枚つなげてもいろいろなトレーニングができる、ウレタンのマットです。一枚ならば片足立ちや足踏み、膝立ちなどでバランス訓練が行えます。接続ファスナーで硬さの違うマットをつなげれば、歩行や四つ這いなど、バリエーションが広がります。バランスを鍛えることで、転倒予防、全身の健康増進の効果が期待できます。ブース内には体験コーナーが設けられ、靴を脱いでマットの感触を試す方の姿が見られました。 ここではとても全部を紹介することはできませんが、その他にも住宅設備機器や介護用品などたくさんの出品がありました。
ATOLISブース内に設けられた「介護情報ほっとライン」コーナーにも、たくさんの方にお立ち寄りいただきました。 約6,000点の介護用品から欲しい商品を探せる商品検索機能や、介護や福祉のニュース、コラム、レポート等の最新情報、2008年4月にリニューアルしてさらに充実した内容などについて紹介しました。ご来場のみなさまにご案内ができただけでなく、感想やご意見、ご要望を“生”でうかがうことができ、我々にとっても貴重な場となりました。 また、今回はほっとラインの内容を端末でご紹介する際、来場の方に座っていただく椅子に、豊田合成(株)の“お尻と大腿部をやさしく包み込んで支える椅子用クッション”を置き、ゆったりと座っていただきました。 私がコーナーにいた間にも、相談スタッフに「説明していただけますか?」と声を掛けられていた方が何人もいらっしゃって、介護・福祉情報へのニーズの高さを感じました。介護に関わるたくさんの方々に、便利で役立つ、有益な情報をこれからもお届けできるよう、努めてまいります。
今年も最新の福祉車両、介護機器が出品されました。いくつもの展示イベントを見ていると、福祉車両が少しずつ、でもいつの間にか、かなり進化しているのがわかります。また来場者の方から「前よりもここが良くなったね」とか「あのメーカーよりもこっちのほうがこの部分は良いね」といった声が聞かれました。すでに知識をお持ちの方が徐々に増えてきているのかもしれません。特別な存在だった福祉車両が、みなさんの意識の中に定着し、さらに進化を感じ取っていただいている段階に来つつあるのかな、という実感を持ちました。
取材協力/空間通信 池上 志保
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