介護マガジン

ホームヘルパー長谷川華子の「ハツラツデイワーク 奮励記」

2008/03/04 記録写真

施設を開設して以来、ご利用者様の写真を撮っています。撮影は、ご利用者様の正面の顔はもちろん、調理や掃除を一緒にしているところ、リハビリに励まれたり折り紙や塗り絵などを楽しまれたりしている施設内での生活の場面、買い物やドライブ等の外出時の様子など様々です。それらを1年間撮り続け、記録として残してきました。そして先日、撮りためた写真をご利用者様別にまとめ、誕生日にアルバムとしてプレゼントする事となりました。アルバムを作成するために各ご利用者様の写真を選んでいると、良くも悪くもご利用者様の変化に気付かされました。

2月が誕生日にあたるご利用者様は4名いましたが、その中のお一人は車椅子を使用され食事以外の動作にはほぼ介助が必要なご利用者様です。今では食事にも少しの介助が必要になってきており、以前はよくみられた発語も最近ではほとんど耳にする事がなくなりました。両足は硬く曲がった状態で伸ばす事ができず、体が前傾姿勢になり車椅子から前のめりに落ちそうになる事もあります。認知症も進行が見られ表情にも変化があまり見られなくなりました。

写真に写っているご利用者様は表情が豊かで笑顔もありました。車椅子にしっかりと座り、現在のように両足がひどく曲がった状態ではなく、前傾姿勢でもありませんでした。一緒に買い物に行った時に撮影した写真には、手渡した食材をかごの中に入れようとされている姿が写っていました。半そで姿で写っている頃から半年ほどで状態が全く変わってしまいました。ほとんど毎日のご利用で、介護させていただいている中、日々の変化を感じてはいましたが、写真での記録は一目でご利用者様の状態の変化に気づかされ、いつのまにか大きく変わってしまっていたんだとあらためて感じ、ショックを覚えました。