介護マガジン
ホームヘルパー長谷川華子の「ハツラツデイワーク 奮励記」
2008/06/17 服薬確認だけの訪問
週7日間のうち、1日は通所、残りの6日間は訪問をさせていただいているご利用者様がいらっしゃいます。一人暮らしをされているそのご利用者様は糖尿病を患っていて、3種類の糖尿の薬を朝夕と2回服用されています。しかし、記銘力、記憶力が低下しており、ご自身での服薬管理があいまいになってきています。以前、多く飲みすぎて低血糖をおこしてしまったことがありました。そのため、通所の時は迎えに行った際に朝食後薬を服用されたかどうか、夕方ご自宅まで送った際に夕食後の薬を服用するよう手渡しして伝えます。訪問は朝と夕方で、その際に服薬確認を行っています。
ご利用者様が利用を開始されたのは先月の初めでした。訪問させていただく時間に外出されている事も多く、また、薬の確認だけに来てもらうのは気が引けると言われ拒否も見られました。ご家族様とも何度も相談し、訪問させていただく時間は外出を控えていただく事ができましたが、訪問前に「今から薬の確認をさせていただきたいので訪問に伺います」と電話し伝えると「それだけのために来てもらうのは申し訳ないので今日はいいです」と言われ拒否は続いています。しかし、何とか説得して訪問させていただくと、笑顔で迎えてくださり、昔話やいろいろな話を楽しそうに話してくださいながら服薬確認をする事ができています。
利用開始前、ご家族様と訪問内容についての話し合いの中で、現在行っている服薬確認の他に掃除や調理もして欲しいとご希望がありました。しかし、ご利用者様より「自分の事はゆっくりだけれどできているので、そこまでしてもらわなくて結構です」と強く言われ掃除と調理に関しては一度も行えていません。まずはご利用者様が私達職員の訪問に慣れていただくことが大事だと思います。長期戦となるかもしれませんが、今は拒否される事もあるご利用者様が、そのうち私達が訪問する事を楽しみに待ち、一緒に掃除や調理も行えるようになればと思います。
