介護マガジン

ホームヘルパー長谷川華子の「ハツラツデイワーク 奮励記」

2008/08/12 塗り絵

先月末より新しく軽度の認知症がある男性のご利用者様が増えました。以前利用されていた施設から情報をもらい、ご利用者様ご本人が楽しみを持って意欲的にできる活動を提供するために、施設を変わられてからも塗り絵を継続していただくこととなりました。

ご利用初日、初めは他のご利用者様と挨拶を交わしたり、職員と会話をしておられましたが、塗り絵を提供した途端、他のご利用者様や職員と会話をすることも無く、黙々と塗り絵をされ始めました。1枚目が塗り終わると「次はどんな塗り絵があるのか」と訊ねてこられ、その日は5枚もの塗り絵を完成させました。次の日は自宅から普段使用されているクレパスを持参し、こちらが塗り絵を準備するのが追いつかなくなるのではないかと思うくらいのスピードで、細かいところまで丁寧に塗っていられました。集中して塗り絵に取り組まれる姿はとても良いと思うのですが、休憩も取ろうとされず、疲れが出てしまうのではないかと考え、時間を決めてしていただくことになりました。

今でもとても意欲的に塗り絵に取り組まれていますが、今後はご利用者様が塗られた塗り絵を掲示し、ファイルにして残していきたいと思います。そうすれば、塗り絵をする楽しみもまた一段と増えるのではないでしょうか。根を詰めすぎず、いつまでも楽しいと感じていただける塗り絵の提供をしていきたいと思います。