介護マガジン

ホームヘルパー長谷川華子の「ハツラツデイワーク 奮励記」

2008/08/26 水分補給

今年の夏はとても暑く、熱中症という言葉が毎日のようにニュースで聞かれました。幸い、施設のご利用者様もスタッフも熱中症になる事なく、この暑い夏を乗り切る事ができました。

施設は冷房を入れて、暑すぎず寒すぎずの適温に設定しています。またスタッフは一日中動きまわり、汗をかきながら業務を行うので、常に水分補給を行うように心掛けています。ご利用者様にも、来所時、入浴後、昼食時、おやつ時と最低4回は必ず水分補給をしていただいています。しかし、ご利用者様の中にはその最低4回の水分補給をしていただけない方もいらっしゃいます。

その方は重度の認知症で、お茶を勧めると一口飲まれた後「うすい」「まずい」等の発言があり、それからは一切飲もうとされません。季節や、熱い、冷たいに関わらずなかなか水分をとっていただけません。自宅では毎年夏になるとスイカなどの水分量の多い果実を食べさせて水分補給しているそうです。しかし今年は認知症の進行からそれもできなくなり、普段の食事もなかなか召し上がられなくなってしまいました。おやつの時に出すコーヒーや紅茶、ジュースも飲んでいただけません。今ではコップを持つ事も嫌がるので、ご家族様と相談し、介助の吸い飲みでなんとか飲んでいただいています。今後もご家族様と相談しながら、ご利用者様がいつまでもお元気で過ごしていただけるよう、援助していきたいと思います。