介護マガジン

ホームヘルパー長谷川華子の「ハツラツデイワーク 奮励記」

2008/10/14 かかし作り

毎年、稲刈りが終わったころに“かかしコンテスト”が行われているところがあります。昨年は参加することができなかったのですが、今年は早い時期からご利用者様にコンテストについて説明し、参加する事となりました。

“かかし”と言えば童謡の「かかし」の唄に出てくるような一本足のかかしを思い浮かべるのですが、このコンテストに出品されるかかしは、一本足を探す方が難しい程、バラエティーにとんだ作品が並びます。毎年、その年に話題になった物や人物をかかしとして作成し、出品されている学校や施設がほとんどです。私の施設もまずは今年話題になった物を作成しようかと、ご利用者様にも聞きながらいくつか挙げてみました。職員の間からは今年話題となったお笑い芸人や北京オリンピックで活躍された選手が候補として挙がりました。ご利用者様からは職員が候補としてあげたオリンピック選手にうなずかれる方がほとんどで、ご利用者様からの意見はありませんでした。また、かかしコンテストに参加された事のあるご利用者様がほとんどいらっしゃらないため、田んぼの真ん中に立つ一本足のかかししか浮かばないと言われるご利用者様ばかりでした。結局、今年話題となった物や人物ではなく、ご利用者様が思い浮かべやすいように、おじいさんとおばあさんのかかしを作成することになりました。

作成開始時には、どのように作成すればよいのか分からないからと、職員があれこれと作業している姿を見ておられるだけでしたが、だんだんと作成していこうとする物の形が定まってくると、ご利用者の皆様も興味を持って「じゃあ、ここはこうしてみたらどうかな?」と手を伸ばしてかかし作りに取り組んで下さるようになりました。まだ途中ではありますが、職員とご利用者様との間でいろいろな意見を出しあいながら行うかかし作りはとてもよい雰囲気で、でき上がった時のご利用者様のうれしそうな表情が見えてきそうです。