介護マガジン
宗像伸子のおいしく食べよう
第4回「塩分控えめの一品料理」
講演の時に、よくこんな質問をします。味つけは薄めにして塩分を減らしていますか?という問いに、は〜いと皆さんが手を上げてヘルシーな食事をしていることをアピールします。私はいつも思ってしまいます「本当かな?」と。ちなみに1日に望ましい塩分量は10g以内です。
つぎにラーメン1杯が塩分にして5g、味噌汁は一杯1.3g、漬物一回分1.2gで、まずこれだけで7g摂ることになりますというようなことを話します。それに炒め物や煮物、あえもの、焼き物などを調味する塩、しょうゆ、味噌に、食卓では醤油やソースをかけたりなどで、塩分の使用量はどんどん多くなります。そこで、いろいろと減塩でもおいしく食べられる工夫の話をします。最初は意気揚々と手を上げた方も最後には、ああ、もっと頑張らなくてはと、そのときは皆さん思うようですが、はたして実践してくださっている方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。


さわらの辛子揚げ(エネルギー252kcal ・ 塩分0.9g)
| 材料(2人分) | |
|---|---|
| さわら | 120g(小2切れ) |
| しょうゆ | 小さじ1 |
| みりん | 小さじ1 |
| 練り辛子 | 小さじ2 |
| 卵 | 1/5こ |
| 水 | 大さじ2 |
| 小麦粉 | 大さじ3 |
| 揚げ油 | 適宜 |
| パセリ | 少々 |
作り方
- (1)
- さわらは1切れを3つくらいに切る。
- (2)
- しょうゆ、みりん、練り辛子を合わせて(1)を漬けて20分おく。
- (3)
- 溶き卵、水をあわせ、小麦粉を加えてさっくりと混ぜる。
- (4)
- 揚げ油を170度に熱し、さわらに(3)のころもを漬けて入れ、からりと揚げる。
- (5)
- 器に(4)を盛り、パセリを添える。 かみにくい人はだしをすまし汁より薄い味にして、揚げた魚を入れて柔らかく煮る。

カレー肉じゃが(エネルギー260kcal ・ 塩分1.2g)
| 材料(2人分) | |
|---|---|
| 牛もも薄切り肉 | 120g |
| じゃが芋 | 150g |
| 玉ねぎ | 60g |
| 人参 | 30g |
| グリーンピース | 20g |
| 油 | 大さじ1/2 |
| だし | 1+ 1/4カップ |
| カレー粉 | 小さじ1 |
| 砂糖 | 小さじ2 |
| しょうゆ | 小さじ2強 |
作り方
- (1)
- じゃが芋は一口大に切る。
- (2)
- 玉ねぎは薄く切る。人参は乱切りにする。
- (3)
- 鍋に油を熱し、(1) (2)を炒め、一口大に切った牛肉、カレー粉を入れて炒める。だしを加え、煮立ったらあくをとり、火を弱めて4〜5分煮る。砂糖、しょうゆを加え、柔らかくなるまで煮る。茹でたグリーンピースを入れて煮る。
かみにくい人は煮崩れるくらいに柔らかく煮る。肉は細かく切る。

白菜と干し貝柱の薄くず煮(エネルギー32kcal ・ 塩分0.9g)
| 材料(2人分) | |
|---|---|
| 白菜 | 150g |
| 干し貝柱 | 2こ |
| さやえんどう | 20g |
| 生姜 | 少々 |
| だし | 3/4カップ |
| みりん | 小さじ1 |
| 塩 | 小さじ1/6 |
| しょうゆ | 小さじ1/2 |
| 片栗粉 | 小さじ2/3 |
作り方
- (1)
- 干し貝柱はぬるま湯につけて戻す。
- (2)
- 白菜はそぎ切りにする。
- (3)
- さやえんどうは筋をとり、斜めに切る。
- (4)
- だしに(1)、せん切りにした生姜を入れてあたため、(2)を加えて3〜4分煮る。塩、みりん、しょうゆで調味し、(3)を入れて柔らかくなるまで煮る。
- (5)
- 片栗粉を水で溶いて(4)に入れてとろみをつける。
かみにくい人は白菜、さやえんどうはせん切りにし、だしを多くして柔らかく煮る。

菜の花と焼き椎茸の辛子あえ(エネルギー23kcal ・ 塩分0.4g)
| 材料(2人分) | |
|---|---|
| 菜の花 | 100g |
| 生椎茸 | 2枚 |
| 粉辛子 | 少々 |
| しょうゆ | 小さじ1 |
| だし | 小さじ2 |
作り方
- (1)
- 菜の花は柔らかく茹でて3cm長さに切る。
- (2)
- 生椎茸は焼いて薄く切る。
- (3)
- 粉辛子は湯で溶いてしょうゆ、だしと合わせて(1) (2)をあえる。
かみにくい人は更に柔らかく茹で、細かく切る。
