介護マガジン

宗像伸子のおいしく食べよう

第6回「食物繊維の多い一品料理」

「食物繊維をしっかり摂りましょう」とよくいいますが、これはなかなか摂りにくいものです。
1日1,000kcalにつき10gの食物繊維を摂ろうと考えた場合、お年寄りは15〜20gが必要になります。

主食は白米や白いパンなどで、野菜やくだものが少ない人は1日10gを満たない量になってしまいます。野菜料理を毎食、そして食物繊維の多いひじきや切干大根、海草などを意識して摂るようにしないと、クリアーするのが難しくなります。いつも頭に入れて摂るようにしたいものです。しかし、専門家でも摂れない場合がしばしば! でも、そんなときはすぐに調整するようにしていますよ。

【食物繊維の多い一品料理】山菜そば れんこん入りハンバーグ 鯛と春野菜のピリ辛炒め 小豆羹

山菜そば

山菜そば (エネルギー341kcal ・ 食物繊維4.0g)

材料(2人分)
そば(乾) 140g
50g
砂糖 小さじ1/2
少々
人参 30g
大根 120g
みつば 10g
だし 2カップ
みりん 大さじ1+2/3
しょうゆ 大さじ1+2/3
作り方
(1)
卵は砂糖、塩を加えて卵焼きを作り、そぎ切りにする。
(2)
人参は型で抜き、茹でる。
(3)
大根はすり卸す。
(4)
そばは袋の表示に従って茹で、ざるにとって水洗いし、水気をきる。
(5)
だし、しょうゆ、みりんをあたため、そば、人参を入れてあたため、みつばを加える。
(6)
器にそばを盛り、(1)、人参、大根卸しをのせ、熱い汁を注ぐ。
かみにくい人はそば、野菜は柔らかめに煮る。飲み込みにくい人は汁を片栗粉でとじる。

れんこん入りハンバーグ

れんこん入りハンバーグ (エネルギー229kcal ・ 食物繊維2.5g)

材料(2人分)
牛ひき肉
(赤身)
100g
れんこん 60g
玉ねぎ 30g
小さじ1/2
小さじ1/5
こしょう 少々
パン粉 大さじ2
小さじ2
牛乳 小さじ2
小さじ2
トマトソース 大さじ2
アスパラガス 60g
小さじ1/2
少々
人参 60g
バター 小さじ1弱
少々
作り方
(1)
玉ねぎはみじん切りにし、油で炒めて冷ます。
(2)
れんこんは半分はすり卸し、残りはみじん切りにする。
(3)
ボールにひき肉、(1)(2)、塩、こしょう、パン粉、卵、牛乳を入れてよく混ぜ、4等分にして小判型にまとめる。
(4)
フライパンに油をあたため、中火にして(3)を入れて焼き色がついたら裏返し、ふたをして焼いて火を通す。
(5)
人参はいちょう切りにしてひたひたの水、バター、塩を加え、柔らかく煮る。
(6)
アスパラガスは柔らかく茹でて斜めに切り、油で炒めて塩で調味する。
(7)
器にトマトソースを敷き、(4)を盛り、(5)(6)を添える。
かみにくい人は野菜は柔らかく煮て、薄く切る。ハンバーグはスープで柔らかく煮る。

鯛と春野菜のピリ辛炒め

鯛と春野菜のピリ辛炒め (エネルギー179kcal ・ 食物繊維2.5g)

材料(2人分)
120g
少々
たまねぎ 60g
人参 40g
茹でたけのこ 40g
生椎茸 30g
さやえんどう 20g
大さじ1
生姜 少々
豆板醤 小さじ1/3
小さじ1/6
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
だし 1/3カップ
作り方
(1)
玉ねぎは薄く切る。人参は短冊に切る。茹でたけのこは縦半分にして薄く切る。生椎茸は薄く切る。
(2)
さやえんどうは筋をとり、茹でて斜めに切る。
(3)
鯛はそぎ切りにして塩をふる。
(4)
フライパンに油を熱し、生姜のみじん切り、(1)を炒める。しんなりしてきたら、野菜を脇に寄せて魚を入れて両面焼く。豆板醤を加え、だし、調味料を加えて柔らかく煮、(2)を加える。
豆板醤は好みで加える。かみにくい人は野菜はせん切りにしてだしを多めに加え、柔らかく煮て水溶き片栗粉でとろみをつける。

小豆羹

小豆羹 (エネルギー154kcal ・ 食物繊維3.3g)

材料(2人分)
粒あん 100g
1/2カップ
砂糖 大さじ2
粉寒天 1.2g (小さじ2/3)
作り方
(1)
粉寒天を水に入れて火にかけて煮溶かし、砂糖を加える。
(2)
粒あんは半分つぶし、(1)に加えて混ぜ、あら熱がとれたら型に流し、冷蔵庫で冷やし固める。
(3)
(2)を型から出して切り分け、器に盛る。
かみにくい人は粒あんは裏ごす。