介護マガジン

宗像伸子のおいしく食べよう

第11回「貧血予防のための食事」

貧血の種類にはいろいろありますが、もっとも多い貧血は鉄欠乏性貧血です。
これは、出血、月経過多、成長、妊娠、出産、若い女性の過激なダイエット、高齢者の低栄養などで鉄欠乏性貧血の発生率が高くなっています。
貧血を改善するためには、毎日の食事をきちんと摂ることにあります。
1日3食、特に朝食をおろそかにしないようにします。朝食をしっかり摂ることで1日の生活リズムがスムーズにいき、3食が摂りやすくなります。これによって栄養素バランスも摂りやすくなるのです。
たんぱく質は造血機能や全身の栄養状態を回復するために欠かせない栄養素です。卵、魚、肉、豆・豆製品などを積極的に摂るようにします。また、鉄分は赤血球を作る大切な成分です。レバーは「貧血の特効薬」と言われるくらい鉄分を多く含み、たんぱく質も多く含まれるので貧血の人には効果のある食品です。その他に牡蠣、あさり、わかさぎ、大豆、切り干大根、ひじき、ほうれん草なども鉄分の多い食品です。
また、鉄分の吸収を良くするビタミンC(ブロッコリー、芽きゃべつ、菜の花、柑橘類、いちご、キウイなど)や造血作用のあるビタミンB6(レバー、肉類、魚類、牛乳など)やB12(卵、肉類、牛乳など)を摂り入れるようにしましょう。

【貧血予防のための食事】そら豆ごはん しじみのみそ汁 きゅうりの即席漬け かつおの和風タルタル風 ほうれん草と卵の炒め物 フルーツ

そら豆ごはん

そら豆ごはん (エネルギー294kcal)

2人分/分量g
1合
そら豆 50g
1+3/4カップ
小さじ1/6
小さじ2
作り方
(1)
米は洗って水気をきる。分量の水に30分くらい漬けておく。
(2)
そら豆はさやから出して薄皮を除く。
(3)
(1)に塩、酒、(2)を入れて普通に炊く。

かみにくい人はそら豆ご飯に水を加えて粥状に柔らかく煮る。

しじみのみそ汁

しじみのみそ汁 (エネルギー22kcal)

2人分/分量g
しじみ 殻つき160g
1+1/5カップ
みそ 小さじ2
粉山椒 少々
作り方
(1)
しじみは水に入れて砂出しして殻をこするようにして洗う。
(2)
鍋に水、しじみを入れて火にかけ、沸騰したらアクを除いてみそを溶きいれる。お椀に盛り、粉山椒を振る。

しじみがかみにくい人は殻から身を取り出してみじん切りにする。

きゅうりの即席漬け

きゅうりの即席漬け (エネルギー4kcal)

2人分/分量g
きゅうり 60g
生姜 少々
0.6g
作り方
(1)
きゅうりは小口切りにし、生姜はせん切りにする。
(2)
(1)に塩を振ってもみ、水気を絞る。

かみにくい人はきゅうりをすり卸す。

かつおの和風タルタル風

かつおの和風タルタル風 (エネルギー83kcal)

2人分/分量g
かつお(刺身用) 120g
長ネギ 10g
生姜 少々
しその葉 少々
ごま油 小さじ1/2
しょうゆ 小さじ2弱
作り方
(1)
かつおは包丁で粗くたたく。
(2)
長ネギ、しその葉はせん切りにし、生姜はすり卸す。
(3)
(1)にごま油、しょうゆ、(2)の半量、を加えて混ぜ、器に盛り、残りの(2)を上にのせる。

かみにくい人は、かつおをさらに細かくたたく。

ほうれん草と卵の炒め物

ほうれん草と卵の炒め物 (エネルギー114kcal)

2人分/分量g
ほうれん草 140g
人参 20g
春雨(乾) 10g
大1/2個
生姜 少々
大さじ1
小さじ1/6
しょうゆ 小さじ2/3
少々
作り方
(1)
ほうれん草は沸騰した湯で柔らかく茹でて水にとり、水気を絞って3p長さに切る。
(2)
人参は短冊に切る。
(3)
春雨はお湯で戻して食べやすい長さに切る。
(4)
フライパンに油の1/3量を熱し、溶き卵を入れて炒り卵を作り、取り出しておく。
(5)
残りの油を熱して生姜のみじん切りを炒め、香りが出たら人参、ほうれん草、春雨を順に加えて炒め、塩、しょうゆ、酒で調味する。(4)を戻し入れて炒める。

かみにくい人は(5)にだしを加えて柔らかく炒め煮のようにする。さらにかみにくい人は細かく切って片栗粉でとじる。

フルーツ

フルーツ (エネルギー23kcal)

2人分/分量g
グレープフルーツ 1/2個 
作り方
(1)
グレープフルーツは皮をむいて房から出して器に盛る

グレープフルーツの酸味が苦手な人はグレープフルーツを粗くほぐして砂糖をかけると食べやすい。