介護マガジン

宗像伸子のおいしく食べよう

第12回「鉄分の多い一品料理」

前回、レバーは「貧血の特効薬」とお伝えしましたが、鉄分だけでなく、ビタミンAやB1、B2、B6、B12、葉酸などのビタミン類や良質のたんぱく質を多く含む栄養価値の高い食品です。
レバーには特有の臭いと色合い、形が苦手という人も少なくないようです。 調理前にちょっとした工夫でおいしくいただけるポイントを紹介しましょう。

(1)鮮度の良いものを買う
時間が経つにつれて臭みが増し、色も悪くなります。回転のよい店で買うようにします。鮮やかな赤色をしていて、艶があり弾力性があるものが 鮮度がよく良質です。

(2)下処理をする
レバーの臭みの原因は血液ですから、丁寧に血抜きをします。

(3)香り野菜や香辛料を使う
生姜、セロリ、玉ねぎ、長ねぎ、にら、にんにくなど香りの強い野菜やカレー粉、こしょう、とうがらし、さんしょう、シナモン、など、好みの香辛料を使って調理すると臭みが気にならなくなります。

(4)その他に味噌やアルコール飲料(日本酒、ワインなど)、牛乳、酢、ベーコンなども臭みが気にならなくなる食品です。

【鉄分の多い一品料理】レバーのはさみ焼き人参とグリンピースのグラッセ がんもどきと小松菜の煮物 あさりのパスタ風 ひじきの梅煮

レバーのはさみ焼き 人参とグリンピースのグラッセ

レバーのはさみ焼き
      人参とグリンピースのグラッセ (エネルギー248kcal)

2人分/分量g
ささみ 大2本
小さじ1/6
こしょう 少々
レバーペースト 50g
小麦粉 小さじ2
小さじ2
トマトソース 大さじ2
人参 60g
グリンピース 40g
バター 小さじ1
小さじ1/6
作り方
(1)
ささみは筋を除いて観音開きにし、塩、こしょうを振ってからレバーペーストを真ん中にのせ、半分にたたむ。
(2)
(1)に小麦粉を薄くまぶす。
(3)
フライパンに油を熱し、中火にして(2)を入れて両面色よく焼き、ふたをして蒸し焼きにする。中まで火が通ったら半分に切る。
(4)
人参は輪切りにする。鍋に人参、グリンピース、ひたひたの水、バター、塩を入れて、水分がなくなるまで柔らかく煮る。
(5)
器にトマトソースを敷いて(3)を盛り、(4)を添える。

かみにくい人は(3)を細かく切るか、牛乳を加えてミキサーにかける。

がんもどきと小松菜の煮物

がんもどきと小松菜の煮物 (エネルギー117kcal)

2人分/分量g
がんもどき 2個
小松菜 120g
生姜 少々
だし 4/5カップ
砂糖 小さじ2
しょうゆ 小さじ2
作り方
(1)
がんもどきはざるに入れて熱湯をかけて油抜きし、半分に切る。
(2)
小松菜は沸騰湯で茹でて水にとり、3p長さに切る。生姜はせん切りにする。
(3)
鍋にだし、砂糖、しょうゆ、生姜を入れてあたため、(1)を入れて3分くらい煮、小松菜を加えて2〜3分煮る。

かみにくい人は小松菜を細かく切り、だしを少し多く加えて片栗粉でとじる。

あさりのパスタ風

あさりのパスタ風 (エネルギー318kcal)

2人分/分量g
あさりのむき身 80g
青梗菜 100g
赤ピーマン 20g
たまねぎ 60g
にんにく 少々
きしめん(乾) 120g
オリーブ油 大さじ1+1/3
小さじ1/3
こしょう 少々
粉チーズ 小さじ1
作り方
(1)
あさりはざるに入れて振り洗いし水気をきる。
(2)
青梗菜は4センチ長さに切り、軸の太いところは2〜3つ割りにする。赤ピーマン、玉ねぎは薄切りにする。
(3)
きしめんは袋の表示にしたがってゆで、水洗いして水気をきる
(4)
フライパンにオリーブ油を熱し、みじん切りにしたにんにくを炒めて香りが出たらたまねぎを炒める。たまねぎがしんなりしてきたら青梗菜、赤ピーマン、あさりを順に炒める。
(5)
野菜がしんなりしたら(3)を加えて炒めて塩、こしょうで調味する。器に盛って粉チーズを振る。

かみにくい人はスープ(スープの素を水で溶く)を加えて柔らかく煮る。

ひじきの梅煮

ひじきの梅煮 (エネルギー51kcal)

2人分/分量g
干しひじき 12g
ちりめんじゃこ 10g
油揚げ 10g
人参 20g
だし 4/5カップ
梅干し 1個分
しょうゆ 小さじ2/3
みりん 小さじ1
作り方
(1)
干しひじきはたっぷりの水につけて戻して水気をきる。
(2)
油揚げは熱湯をかけて油抜きし、細めの短冊に切る。
(3)
人参は細めの短冊に切る。
(4)
鍋にだし、ちぎった梅干し、(1)(3)を入れて火にかけ、沸騰したら火を弱めて2〜3分煮、しょうゆ、みりんを加えて調味し、 柔らかくなるまで煮る。

かみにくい人はだしを多く加えてくたくたになるまで煮る。