介護マガジン

宗像伸子のおいしく食べよう

第15回「夏野菜を使った料理」

猛暑の時は救急車のお世話になる人が増えているようです。とくに高齢者の方は水分不足になり、脳梗塞や心筋梗塞の危険性が高まると言われています。野菜は水分の多い食材です。のどの渇きを防いだり、熱中症対策にも効果がありますので1日3回の食事に野菜料理をしっかりとり入れるようにしましょう。
さんさんと太陽を浴びた夏の野菜にはトマト、なす、きゅうり、にがうり、ピーマンなどがあります。これらの旬の食材は特にβカロテンやビタミンC、食物繊維なども多く、味も他の時期に比べてよりおいしく、リーズナブルな値段で入手することができます。
中でも、トマトのビタミンCは夏の路地栽培のものに多く含まれていることがわかっています。
なすやきゅうりは、ほてった体を冷やす効果があります。自然の摂理に従って、旬の食材を上手に献立にとり入れて、おいしくとるようにしましょう。

夏野菜を上手に使った献立

鶏肉と茹で野菜のそうめん

鶏肉と茹で野菜のそうめん (エネルギー290kcal)

2人分/分量g
そうめん(乾) 120g
鶏ムネ肉皮なし 80g
少々
なす 小1本
さやいんげん 4本
赤ピーマン 1/2個
みょうが 1/2個
しその葉 少々
生姜 少々
(a)だし 1+1/2カップ
(a)しょうゆ 大さじ1+1/3
(a)みりん 大さじ1
作り方
(1)
(a)を煮立てて冷ましておく。
(2)
鶏肉は塩、酒(分量外)を振って蒸して細くさく。
(3)
なす、さやいんげん、赤ピーマンは茹でて細く切る。
(4)
みょうが、しその葉はせん切りにする。
(5)
そうめんは袋の表示に従って茹で、流水で洗って水気をきる。
(6)
器に(5)を盛り、(2)(4)を彩りよくのせて(1)を注ぎ、卸し生姜を添える。

かみにくい人は野菜をくたくたに柔らかく茹で、食べやすい大きさに切る。鶏肉はごく細くさくか、ひき肉で肉団子にする。 むせやすい人は(1)のかけ汁を片栗粉でとろみをつけて冷ます。

冬瓜と豆腐の柔らか煮

冬瓜と豆腐の柔らか煮 (エネルギー101kcal)

2人分/分量g
冬瓜 160g
木綿豆腐 120g
かに 20g
枝豆 正味30g
だし 1カップ
みりん 小さじ2
小さじ1/6
しょうゆ 小さじ2/3
片栗粉 小さじ2/3
生姜汁 少々
作り方
(1)
冬瓜は種とワタを除き、皮をむいて3cm角に切る。
(2)
木綿豆腐は色紙に切る。
(3)
枝豆は茹でてさやから出し、薄皮を除く。
(4)
かには手でほぐす。
(5)
鍋にだし、(1)を入れて火にかけ、沸騰したら火を弱めてみりん、塩、しょうゆを加えて煮る。
(6)
冬瓜が柔らかくなったら、(2)(4)を入れて少し煮、水溶き片栗粉でとろみをつけて生姜汁を加えて器に盛る。

かみにくい人はだしを多めに入れてより柔らかく煮る。

※冬瓜は「冬」とついていますが、れっきとした夏野菜。保存に適し、まるごと冷暗所に置いておけば、冬まで貯蔵できることに由来しています。

トマトのみどり卸しあえ

トマトのみどり卸しあえ (エネルギー22kcal)

2人分/分量g
トマト 1/2個
しらす干し 10g
きゅうり 1本
小さじ2
小さじ1/6
だし 小さじ2
作り方
(1)
トマトは皮を湯むきし、種を除いて1cm角に切る。
(2)
しらす干しは湯通しし、水気をきる。
(3)
きゅうりはすり卸し、水気をきって酢、塩、だしで調味する。
(4)
(1)(2)(3)であえて器に盛る。

むせやすい人は酢の量を減らす。

※あえてから時間をおくときゅうりの色が悪くなるので、食べる直前にあえる。

フルーツ

フルーツ (エネルギー37kcal)

2人分/分量g
すいか 200g
作り方
(1)
食べやすい大きさに切る。