介護マガジン

ほっとライン寄席

Vol.71 ● 理想の夫婦

え〜。どうも、毎回のお運びで恐れ入ります。

だいぶ良い陽気になってまいりました。ちょいと、表へ出掛けてみようかというような心持になりますね。体調も良いような気になります。やはり人間は健康が一番です!

健康な方を見ておりますと、皆さん色気があるような気がします。いやらしい色気ではなく品格のある色気です。いくつになっても、色気があるほうがよろしいようで。これは女性に限ったものじゃありませんで、男性も色気がなければいけません。

女性に、男の色気はどこに感じるかと質問したところ、80%の女性が“男の色気は背中に感じる”と答えました。男の方、これからは背中、うしろ姿に気をつけてください。女性が注目していますよ!これもただの背中ではダメなんです。「なんとなく、寂しい背中」じゃなくちゃ色気を感じないそうです。してみると、財布を落した直後なんてぇのは、一番色気があるようで・・・。情けない色気ですが。

しかしまあ、やはり色気は女性です。お客席も女の方が多いほうが、華やかで明るい雰囲気になります。女性ばかりですと、ちょっと圧倒されますが、程よく男女が同席しているのが一番です。

よく男女同権なんてぇことを言いますが、楽屋の偉い師匠がよく言ってました。

「男女同権というのは、旦那が埼玉県で奥さんも埼玉県のことだ。」

と・・・。(男女同県)

昔は、“男女7歳にして席を同じうせず”7歳になると同席してはいけなかったそうです。ですから今でも年輩のご夫婦で、旦那が昔かたぎの方ですと、道を歩く時奥様が肩を並べようものなら怒られたりなんかします。

「なんですね。何だってお前は私と肩を並べて歩くんだ。女房なんだから、うしろを歩きなさい。うしろを。知らない人が見たら夫婦だと思うだろ!」

夫婦と思われたくないという料簡なんです。ですからこういうご夫婦が街を歩くと大変です。

「おや、珍しい所でお会いしましたね。今日はなんですか?新宿でお仕事でも。」
「いえ、そうじゃないんですよ。家内がね、一緒に買い物を見てくれというもんですからね。」
「そうですか、奥さんが。・・・あれ?奥さんの姿が見えないようですが、どちらに。」
尻にしかれています「え〜。今、品川を歩いてます。」

そんなに、離れて歩くことはありませんが。夫婦は、奥様がうしろを歩くよりは、旦那が尻にしかれたほうがよろしいようで。

“旦那とかけて”“座布団ととく”

その心は

“いつも尻にしかれてます”