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Vol.03  10月17日号

「認知症グループホーム短期利用」特区始まる
  介護サービス従事者の研修体系
  第8回ケアマネ試験 今月23日実施
石川県 「認知症グループホーム短期利用」特区始まる

石川県加賀市は、現制度では許可されていない認知症グループホームでの短期利用を規制緩和する「認知症高齢者グループホーム短期利用事業特区」の認可を受け、8月から市内の施設12カ所で運営を開始した。

認知症グループホームの30日以内の短期利用は、これまでにNPO法人「全国痴呆性高齢者グループホーム協会」がモデル実施しており、成果をあげてきた。市では、市内施設がモデル事業を行っていたことから、今回の特区申請を決めた。

認知症高齢者グループホームの短期利用は、臨時・緊急ニーズの受け皿、体験利用、施設経営基盤の強化などの利点がある。また、利用者が長期入院する場合、経営面から退所をせまられるケースが多いが、長期入院の間を事業者がショートステイでつなぐことにより、退院後、施設に戻りやすくなる。加賀市は「特区が制度として認められ、全国的に広がって欲しい」としている。

全国  介護サービス従事者の研修体系

介護保険改正に伴い、介護予防や地域密着型サービスが新設されることなどから、介護サービス従事者についても、サービスの質の向上に向けたスキルアップが課題となっている。国としても、受講費用について、負担軽減のための支援を行う検討を行っている。

介護職員基礎研修

現在の介護サービスはヘルパー2級資格者が中心となっているが、将来的な任用資格としては、国家資格である介護福祉士とすることが検討されている。そのステップアップを支援するため、新たに介護サービスに従事する人や、現にヘルパーとして従事する人を対象に、500時間の「介護職員基礎研修」(講義と演習360時間、実技140時間)を新設する。1科目あたりの研修時間は30時間で、演習・演習実技と講義を一体的に行う。実習については従来の30時間から140時間と大幅拡充する。実務経験者については、新たに習得すべきカリキュラムを中心の研修で足りることから、研修免除を設けており、それぞれ「経験1年以上の1級」60時間、「2級」150時間、「その他」300時間、「実務経験1年未満の2級」350時間とする。その後、修了者は国家試験を受けることで、介護福祉士となることができる。研修機関については、民間研修機関の活用も検討する。06年度中にも新研修を導入するが、当面の間は訪問介護員養成研修と並存させる。研修比率の向上のため、有資格者は基準・報酬面で評価する。

キャリア開発に向けた研修

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介護福祉士についても、多様な働き方の確保や職位向上ができるように、研修システムを見直す。「ファーストステップ研修」では、キャリア形成の基礎となる共通の能力基盤の形成を目指す。修了者は小規模チームのリーダーや初任者の指導係となることが期待される。研修時間は200時間。実務者が研修を受けやすいよう、100時間程度は通信教育を認めるほか、1年間程度の長期研修を認める。また、全般にわたってテーマ別の「技能研修」を行い、職位の向上や幅広い知識・技術の取得を目指す。将来の働き方について、統括管理者をめざす組織志向者には「サービス管理研修」を、後進の指導など教育指向者には「スーパーバイザー研修」を、現場で活躍する熟練志向者には「熟練者養成」をセカンドステップ研修として行う。また、介護統括責任者を目指す者は、更に「介護統括責任者研修」を受ける必要がある。
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全国  第8回ケアマネ試験 今月23日実施

ケアマネジャーになるために必要な実務研修受講資格を得る「第8回介護支援専門員実務研修受講試験」が今月23日(日)に実施される。昨年の試験では、12万4,791人が受験し、3万7,781人が合格している。合格率は30.3%。第1回目の44.1%からは、年々下降している。

前回試験の合格者を職種別に見ると、介護福祉士が1万4,682人(構成比:37.0%)で最も多く、看護師・准看護師が1万1,953人(30.1%)、相談援助業務従事者・介護等業務従事者が4,061人(10.2%)、社会福祉士2,078人(5.2%)、歯科衛生士1,303人(3.3%)、保健師1,098人(2.8%)など。

第1回からの合格者総数は33万7,696人。
来年度以降は介護保険制度改定により、都道府県が試験問題の作成と合格基準の設定について、国の登録機関に行わせることができるようになる。


プレゼント情報
10/22〜11/6・幕張メッセ「第39回東京モーターショー2005」(主催:(社)日本自動車工業会)開催を記念して、シルバー産業新聞から入場券(5組10名様)をプレゼントいたします。

▼お申し込み先
info@kaigokiki.com

Eメールにて、件名に「第39回東京モーターショー2005入場券申し込み(介護情報ほっとライン経由)」とご記入いただき、住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、ご応募ください。

▼締め切り
10月20日(木)到着分まで 。
「第39回東京モーターショー2005」の詳細・最新情報はオフィシャルサイト(http://www.tokyo-motorshow.com)をご覧ください。
※10/30シンポジウム「ノーマライゼーション社会に求められる福祉車両」も併催。

なお当選の発表は、入場券の発送をもって代えさせていただきます。

編集部からのコメント
障害者自立支援法が臨時国会に再提出された。法案の内容は、実施時期を4月にずらしたことを除いて、先の国会で廃案となった法案をほぼ踏襲している。これは衆議院選の自民・公明の大勝を受け可決する見込み。
並行して、介護保険法との統合も検討される。06年度までに介護保険制度との関係を協議し、その結果を受け、09年度からの両制度統合を目指すものと考えられる。よって、0歳児からの普遍的な介護保険が生まれることになる。
介護保険制度や障害福祉制度など、同時に全体を見据えた幅広い視点で、今後の社会保障制度の改革の行方を見守る必要がある。(編集部:堀田)

情報提供:シルバー産業新聞 シルバー産業新聞バナー

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