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厚生労働省は3日、「介護福祉士のあり方及びその養成プロセスの見直し等に関する検討会」で、介護福祉士の資格取得要件を国家試験受験に一本化することを決めた。
現在、介護福祉士資格を取得するには、(1)介護福祉士養成施設を卒業する(2)3年間の実務経験を経た後、国家試験に合格する(3)福祉系高校を卒業し国家試験に合格する―の3ルートがある。改正案では、介護福祉士の質の全般的向上を図るため、全ての者に国家試験を受験し、合格することを求める。

また、実務経験ルートには現行の実務経験3年に加え、「理論的・体系的学習の養成過程6カ月以上」を課すことや、養成施設と同レベルに満たない福祉系高校ルートには、卒業後に「9カ月程度実務経験を経る」ことを国家試験受験の要件に加えるなどとする考えも示した。
厚労省は、来年の通常国会に関連法案を提出し、成立後2年以内に施行することを目指す。
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04年度福祉用具市場規模は1兆1,817億円 前年比0.3%増=JASPA発表 |
日本福祉用具・生活支援用具協会(略称・JASPA、生田允紀会長)はこのほど、2004年度の福祉用具産業市場調査を行い、前年比0.3%増の一兆千八百十七億円になったと発表した。

ジャンル別では、家庭用治療器1,162億円(±0%)、義肢・装具(広義)2,168億円(−1.3%)、パーソナル関連2,708億円(+3.8%)、移動機器等1,062億円(−2.2%)、家具・建物等868億円(+2.4%)、コミュニケーション機器2,849億円(+1.4%)、在宅等介護関連分野その他502億円(−5.1%)、その他26億円(−28%)、福祉施設用機器システム53億円(−15.9%)、社会参加支援機器等423億円(−6.0%)。
これら詳細な報告書は希望者に2,000円で頒布する。(JASPA事務局):Tel:03-3437-2623まで。 |

医療の必要が薄く退院できる状態でありながら、“介護の担い手がない”、“経済的負担が軽くすむ”などの理由で、病床を居室代わりに使用する「社会的入院」の解消に向けて、療養病床の見直しが行われる。在宅生活にくらべ医療費や介護保険料など社会的コストを多く使用することから、社会保障費の増大の一因として指摘され、社会問題化していた。
その解消手段として期待され導入されたのが介護保険制度。在宅サービスの利用急増が表すように、一定の成果を挙げた。その総仕上げがこれから行われる。

介護給付を受ける13万床は2011年3月末をもって介護報酬の対象とせず、また、診療報酬を受ける25万床は医療の必要性を検証し、必要に応じて退院を求めることになる。将来的には、介護療養病床からの移行分を含めて15万床に削減する。現在の半分以下になる計算だ。

入院・入所者の移り先も整備しなければならない。そのため厚労省は、退院・退所後の生活の場として、民間参入により増大する有料老人ホームの考え方を整理した。
また、老人保健施設への移行を目指す病院に、人員要件などの緩やかな「経過型」を認め、報酬は「老人保健施設」報酬から微減させた程度に設定した。
在宅に戻って生活する人のため、在宅診療支援診療所を医療の制度として認め、介護サービスなどの活用を進める。ほかにも、夜間対応型訪問介護や訪問看護に夜間巡回型を認めるなど、次々と地域生活できる体制を介護保険制度改正で盛り込んだ。
関係各人が連携し、上手く退院・退所後の引継ぎが機能するかどうか懐疑的な意見も多いが、厳しい視点でチェックしながらも、上手く機能することを願うばかりだ。

しかし、在宅生活を続ける上で欠かせないハズの福祉用具が「介護予防・自立支援」の対立概念に仕立てられ、「要支援1および2」、「要介護1」の者については、在宅で給付制限の動きがあることに懸念と疑念を禁じ得ない。
「蟻の穴から堤も崩れる」の故事に倣うまでもなく、ひとつひとつ在宅生活しやすくする制度をせっかく構築しながら、たったひとつの読み違いで、制度全体が崩れ去らないことを本に願う。
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