イベントレポート
第2回介護予防・認知症予防総合フェア2008
会場中央の日本介護予防普及協会(http://www.jcpa-kaigoyobo.com/)のブースでは、高齢者の運動トレーニングが行われていました。いすに座ったまま片足をあげるなど、簡単なところからスタートし、「これと同じ効果の運動を、器具使って行うと・・・」と、今度は、マシンのところへみんなで移動しての講義が続きます。」
こちらはケアメディックス株式会社(http://www.caremed.co.jp/ft/index.htm)の下肢バネ機能測定器「フレックステスター」です。
写真のように測定器の上で軽くその場跳びをし、測ります。本製品は、東京都中小企業振興公社共同開発助成事業の指定を受け、産学公連携で開発された機器だそうです。

(株)本田技術研究所と東京都老人総合研究所の共同研究「歩行アシスト」です。
本製品は昨年のモーターショーや国際福祉機器展でも大勢の注目を集めていました。本製品は、二足歩行型ロボット『ASIMO』の技術を応用したもので、股関節モーターに取り付けたセンサから得た装着者の歩行情報を元に、協調制御によってアシスト量やタイミングを本製品が計算し、最低なトルクを大腿装着部を通じて装着者へ伝え、サポートするしくみです。

(社)東京都歯科医師会(http://www.tokyo-da.org/)のブースでは、咬合力測定サービスが行われています。
咀嚼機能低下によって“噛めない”ことを実感すると、軟らかい食事をとり、そのことでさらに咀嚼機能低下を生じるということを繰り返しているうちに、食欲自体の低下まで招いてしまうのだそうです。
(社)東京都薬剤師会(http://www.toyaku.or.jp/)は、『介護に役立つくすりのはなし』(※上記冊子。クリックで拡大)や『クスリとの上手なつきあい方』といった冊子の案内とともに、「おくすりの相談コーナー」を設け、ご来場者の相談に一人ひとりに丁寧に対応していました
荒川区の取り組み「学校給食を活用した高齢者の会食サービス“おたっしゃランチ”」。
(※右記冊子。クリックで拡大)
学校給食を活用した高齢者の会食サービスで、バランスのとれた食事(給食)が摂れるだけでなく、参加者同士や児童との交流もできるため、閉じこもりの予防につながる取り組みです。
民間企業からの出展では、“某小学校で実践、目を見張る程の学力向上を達成した”と多くのメディアが取り上げた、「百ます計算」が、脳トレとして介護・認知症予防分野にも登場していました。
小学館 脳トレクラブ はなまるげんき(http://www.hanamarugenki.jp/genki/
index.html)は、“脳をげんきに、そして充実した人生を送る人たちを応援する脳トレクラブ”です。ブースでは、百ます計算を行いその場で脳年齢を測定するサービスも行われています。
こちらの男性は、「骨伝導 ステレオヘッドホン “AUDIO BONE AQUA”」(http://www.morito.co.jp/syohin/
view_200600000014.htm)を体感中です。ヘッドフォンを耳をふさがない位置にセットして音が聞こえてくるのですから、体感者はちょっと不思議な表情です。
「ストップ!寝たきり。1日2回15分からの“うつぶせ”がリハビリ効果を発揮します!」と健康うつぶせ寝ベッドを開発したフランスベッドメディカルサービス株式会社(http://www.homecare.ne.jp/)のブースでは、南横浜病院の医師による「うつぶせ寝」療法を実演。
配られたパンフレットを眺めながら、多くの方が説明を聞いています。
介護予防事業評価ソフトなどを自治体や介護施設向けに提供している富士電機情報サービス株式会社(http://www.fuji-web.com/)です。介護予防プログラムの事前・事後のデータから科学的根拠に基づいた評価・分析・報告書作成ができるのが特長です。
自治体等と無関係の一般のお客さまも多いのですが、デモPCで体感するお客さまの姿が絶えることがありません。
株式会社東京ネバーランド(http://www.t-neverland.co.jp/)/豊田通商株式会社は、介護予防筋トレマシン「新・生涯現役カルテット」を出展。それぞれのマシンを1つ1つ念入りに試すご来場者の姿が印象的です。
<コメント>
都内自治体のブースでは、専任の説明員を置かず、先述の荒川区をはじめほとんどがパネルでの紹介でした。共通して訴求しているのが、転倒予防体操です。最近、本来の転倒予防のみならず、引きこもり予防にも大きな効果を発揮することが周知されています。これを荒川区では“ころばん体操”と呼んでいますが、どの自治自体でも中身は同じで、独自の親しみやすいネーミングで、住民への普及を図っています。まだ元気な方が健康推進役となり、これらの活動を支えているのです。
同じ東京都でも郊外、下町、商業地域、ビジネス街など、市区町村はそれぞれ固有の特性を持っています。次は、自治体同士の連携事例、例えば共同企画による転倒予防体操大会のような活動が紹介されるように期待します。
取材協力/空間通信 兼平 真
第2回介護予防・認知症予防総合フェア2008
| 開催日 | 2008年3月4日(火)〜3月5日(水) 10:00〜17:00 |
|---|---|
| 会場 | 池袋サンシャインシティ文化会館4FホールB |
| 所在地 | 〒170-6004 東京都豊島区東池袋3-1-4 |
| 主催 | 介護予防・認知症予防総合フェア実行委員会 |
| 特別協力 | 東京都高齢者研究・福祉振興財団 東京都老人総合研究所 |
| ホームページURL | http://www.tmig.or.jp/J_TMIG/2_kaigoyobofair/kaigoyobofair.htm |









2008年3月4、6日の両日、東京・池袋サンシャインシティ文化会館にて、「第2回介護予防・認知症予防総合フェア2008」が開催されました。
第1回の07年の開催と同様に、介護予防で様々な研究・実践活動を続けている東京都老人総合研究所が特別協力として参加。生活者・自治体・事業者の啓発と促進を図ることが目的となっています。民間企業の支援事業(サービスやモノ)のみならず、都内各自治体の取り組みや最新動向をわかりやすく紹介していました。
最近、開催が増えている介護関連イベントの傾向通りご年配の来場が多く、話を聞くだけでなく、操作、測定や体操などに積極的に参加して、実体験して帰ろうとする姿が多数見られました。